一生に一度、永遠の愛を誓い交換した大切な指輪みなさんは常に身に着けていますか?
私は常に着けておきたい派、そしてそれが一般的であると思っていました。
なぜならば両親がずっと着けっぱなしにしているのを見て育ったからか、誰に言われるもなくそれが当たり前だと思っていたのです。
でも結婚生活が始まり自分で家事を行うようになると、時折ふとこんな疑問が生まれることも。
“指輪つけたままこれってしていいのかな~?”という疑問。
特にそれを感じるのは料理をしている最中でした。
ハンバーグなどを手でこねる時なんか特に気になりますよね!
皆さんも同じように疑問に思ったことってありませんか?
今回は家事をする時に結婚指輪は着けっぱなしでよいのか?
それに対するメリットやデメリットはあるのか?
そして大切な指輪の輝きを保たせる為の扱い方や注意点についてもお話したいと思います。
中には驚きのデメリットまで発見し、ずっと着ける派の私も動揺してしまうほど!
これから結婚指輪を買う人も、もう手元にある人にも参考になればと思います。
もくじ
結婚指輪にはこんな由来や意味があるの知ってる?
指輪を着けていることのメリットやデメリットのお話をする前にちょっと小話を。
皆さんは結婚指輪をするという風習がいつ頃から始まったか、また結婚指輪を着けることの意味をご存じですか?
あまり考えたことのない方の方が多いかもしれませんね。私もその中の一人でした。
結婚指輪の歴史や意味を知ることで結婚指輪への意識が変わることもあるかもしれません。
①結婚指輪のはじまり
結婚指輪のはじまりと言われているのはなんと古代ローマ時代なんですって!
当時のローマ教皇が結婚の証として結婚相手との約束を守る誓いのしるしとして鉄の指輪を交換したことが始まりと言われているそうです。
そんな昔から結婚指輪の交換が行われていたなんて驚きですよね。
しかし日本に結婚指輪の風習が知られるようになったのは西洋文化が知られるようになった明治時代の後半。
ですが知られるようになってからも日本でその風習がすぐに定着することはなかったそうです。
その後生活様式が大きく西洋化しはじめた大正時代に結婚指輪が一般的に知られるようになり、昭和時代にはおなじみの風習へと変化していったのです。
②結婚指輪を着ける指は何で左なのか?
10本いや、足の指も合わせると20本もある指の中でどうして結婚指輪は左手の薬指に着けるのでしょうか?
それは古代エジプトの言い伝えが今もなお受け継がれているからなのです。
その言い伝えとは左手の薬指には心臓に直接繋がる血管があると考えられていました。
昔は心臓のある場所=心がある場所と信じられていたのです。
そんな神聖な左手の薬指に指輪という円状のものをはめることでお互いの心を繋ぎ結婚の誓いを強いものにするという意味合いがあったそうです。
更にこの円状のものということも大きな意味があります。
円は“始まりがなく”“終わりもない”その形から永遠を象徴する形と言われているのです。
神聖な左薬指に切れ目のない円のように二人の想いが末永く変わらぬよう願いを込め交換する結婚指輪、その意味を知るといつもよりもより愛おしく輝いて見えるような気がしませんか?
円にちなんだこんな素敵なプロポーズまで⁉
円周率って“3.14159…”と続いていきますよね。
この円周率のように「続く永遠の愛が永遠と続きますように」と願いを込め
3月14日つまりホワイトデーの日に0.314カラットのダイヤのついた指輪をプレセントし、プロポーズをするというプランがある結婚式場もあるそうです。
とってもロマンチックなプロポーズになること間違いありませんよね!
結婚指輪を着けっぱなしにすることのメリットとデメリットはコレ!
さて、結婚指輪の由来や意味を知ったところでここからはいよいよ指輪を常に着けておくことのメリットとデメリットについてお話していきたいと思います。
①メリットは?意外なメリットも発見!
指輪を着けっぱなしにすることのメリットってどんなことなのでしょうか?
アクセサリーですし女性に目がいってしまいがちですが、男性サイドにもメリットがあるんですよ!
1.最大のメリットはこれで決まりでしょ!
最大のメリット、それはずばり!“無くす可能性が低いこと”ですよね。
家事をする前に外しておいたはずの指輪が見当たらない!どこなの~?
なんてヒヤッとした経験がある方いらっしゃいませんか?
私は経験済みです。
一瞬外しておいただけなのにいつの間にかあれもこれも~と家事を進めていくうちにすっかり指輪のことを忘れてしまい、ふと思い出した時には「どこだっけ⁉」となるんですよね。
あれはとても焦ります!なので自然と指輪をこまめに外すということをしなくなっていきました。
私のようなうっかりさんって意外と多いのでは?
2.目で見える愛のカタチ
結婚指輪を見ることでお互いに永遠の愛を誓いあったという事実を再確認することができます。
特に新婚さんなんかは左手に光る指輪を見て、結婚したんだな~ということを改めて実感する人も多いのではないでしょうか?
年月が過ぎると共に傷が増えていくこともあるでしょう。でもその傷の分だけパートナーと過ごした時間が長いということ。
そう考えて見ると結婚指輪っていいな、と思いますよね!
3.男性目線では意外なメリットが!
男性の場合はお仕事をされている場合が多いかと思います。
そんな男性にとってメリットとはなにか?
それは仕事上の信頼感が高くなるということ。これは職業にもよりますが、既婚者=信頼できるという暗黙のルール的なものが存在するんですって。
母親目線でいうと小児科などで結婚指輪を着けている先生のほうがなんとなく安心できる的な感じですかね。
決定的な理由はないにしても視覚で既婚者と確認できる結婚指輪になんとなく信頼感や安心感を持つという心理が働くのかもしれませんね。
②デメリットは?恐怖のデメリットも発見!
メリットは気持ちの面や紛失に対するものがほとんどでしたね。ではデメリットはどのようなものが多いのでしょうか。
1.一番気になるのはやっぱり衛生面!
家事を行う主婦にとって一番気になるのが衛生面ですよね。
「手洗いで指輪も綺麗になるでしょ♪」と考えている方、それは大きな間違いなんですよ!
着けっぱなしにしていることで汚れが溜まりやすいのは裏側だそうです。表面は綺麗でも裏側には長年蓄積したヘドロのようなカスが詰まっていることがあるんですって!
指輪のデザインにもよりますが特にダイヤモンドのついている指輪には細かい隙間も多く汚れが溜まりやすくなっているようです。
そんな雑菌だらけの手でハンバーグを捏ねたり、おにぎりを握ったりと考えると恐ろしいですね。
食材に移った菌による食中毒なんてこともあるかもしれません。
菌の中には熱に強いものもあるのでなおさら怖いですよね。
2.歪みや傷をつける原因にも!
重たいものを長時間持ったり、趣味でスポーツをしていてラケットなどを握る機会がある方などは歪みにご注意!
指輪に負担が掛かり指輪の形が変形してしまうことも。そうすると指から抜けなくなってしまったり、本来の美しいデザインが失われてしまいます。
家事の中ではお掃除や食器洗いなどでぶつけることにより細かい傷がついてしまいがち!
指輪に傷が着くだけでなく食器などにも傷をつけてしまうこともあるので注意が必要ですね。
結婚指輪を買うなら素材やデザイン選びも大切!
結婚指輪ってアクセサリーの中でも最も身に着ける頻度も高いですし、身に着けている時間も長いですよね。
そんな大切な指輪だからこそ素材やデザイン選びは慎重に!自分のライフスタイルや体質に合わせ選ぶことをオススメします!
家事をする主婦に人気の素材はコレ!
家事をする主婦にとって素材選びは最も大切かもしれません。
水や洗剤に触れる機会も多いので素材によっては家事をする際に向いていないものもあるからです。
ではどの素材が家事をする主婦に向いた素材なのでしょうか?
プラチナ 約47%
イエローゴールド 約21%
ピンクゴールド 約20%
ホワイトゴールド 約13%
参考:https://kamakura-chokin.com/26011
ランキングを参考にしてみるとやはり結婚指輪の定番と言えるプラチナやゴールドを選ぶ人が多いようですね。
【プラチナ】
色や純粋性、希少性が高いという点から永遠の愛を誓う際に贈るものとしてふさわしいと言われているそうです。
また耐久性にも優れている為長期に渡って身に着けるものとして人気です!
ココに注意
プラチナは加工がしやすいことも特徴の特徴の一つです。そのため純度が高いほど柔らかく、傷が着きやすくなっていきます。なのでプラチナと他の金属を混ぜ硬度を上げることが一般的なようです。
【ゴールド】
ゴールドは永遠の輝きの象徴として硬貨などにも用いられてきました。
そんなゴールドは錆びにくく強度も高め!日本人の肌の色とも馴染みやすくデザイン性求める方に人気!
ココがポイント
ゴールドも純度が高いほど強度が落ちていきます。他の素材と混ぜ合わせることで強度が増し、更に混ぜ合わせる金属やその割合によって様々な色合いに変化することが特徴です!
デザイン選びにもチェックポイントが!
結婚指輪だしやっぱり豪華にダイヤモンドをつけたい!
他の人とはちょっと違う珍しいデザインにしたい!
特別な結婚指輪ですもん、そう考える方もいらっしゃるかと思います。しかしこの宝石や凝ったデザインにはちょっぴり注意する点があるんです。
【宝石をつけるデザインの場合】
宝石が指輪から飛び出ていると、何かの拍子に宝石が取れてしまい、いつの間にか石なしの指輪になってしまっていた!なんてこともあるみたいです。
そんなときは
【凝ったデザインの場合】
溝が多くなればなるほど汚れが溜まりやすいということ、指輪の太さによっては肌との接触部分がどうしても増える為汚れが溜まりやすくなってしまいます。
ポイント
シンプルな指輪の方が長く身に着けるという点では飽きのこないデザインになることも!ちょっとしたカーブやひねりを加えてあげるくらいだとお手入れしやすくていいかも!
大切な結婚指輪だからこそ大切にしたい!指輪の正しい扱い方は?
ここからは大切な指輪の輝きを保つための扱い方や保管方法についてお話します。
大切なのは定期的なメンテナンス!
買ったときはキラキラ輝いていた薬指の指輪、気が付くと色がくすんでいたりと輝きを失っていることありますよね。
着けっぱなし派さんも着け外しする派さんも定期的にメンテナンスをしてあげることで新品同様にきれいな輝きを保つことはできるんです!
プロにお任せ!アフターメンテナンスを利用しよう!
結婚指輪を買うと必ずアフターメンテナンスサービスが利用できます。
ちなみに私の購入したショップでは永久保証サービスというものがついていました。
・サイズ直し
・クリーニング
・歪み直し
・石揺れの補正
・その他つや消しやナノコート加工などを施工していた場合はその再加工
以上の内容が永久保証されているというものです。どれも基本無料になりますが、必要に応じ料金が発生することもあるようです。
買ったショップによってそのサービスや料金は異なる為、購入の際には話をよく聞いておくと良いかと思います。
自分でも出来ちゃう!日々のメンテナンス方法!
プロにお任せするにも毎回お店に出向かなければなりません。
これって結構な労力ですよね。
そんな時お家でちょっとしたお手入れをしてあげるだけで清潔かつ輝きも保つことができるんですよ。
メモ
【用意するもの】
・柔らかい素材の布
・水またはぬるま湯
・中性洗剤
・毛先の柔らかいブラシ
【手順】
①水またはぬるま湯に中性洗剤を数的たらし混ぜる。
②指輪を上記の洗浄液に漬ける。(数分間ほど)
③柔らかいブラシで優しく汚れをこすり落とす。
④柔らかい布で水分をよく拭く。(擦りすぎないようにすること)
指輪の素材によっては水洗いや洗剤を使用することのできないものもあるので注意!
この他にもジュエリー専用の洗浄液や専用の布などの商品もあるようなのでそういった商品を使ってお手入れするのもいいかもしれませんね。
無くさないための工夫をしよう。
ここまで調べていく中で指輪着けっぱなし派だった私も家事をする時には指輪を外した方がいいのかな?なんて思う様になりました。
でも今まで無くしかけた経験もあるしなぁ。とお悩みの方、無くさない為の工夫をしてみませんか?
①ジュエリーボックスにしまう。
②リングスタンドを使う。
③小皿などを利用する。
指輪を外した時に必ずここに置く!という特定の場所を作ってあげることで紛失のリスクが大きく減らせますよね!
買った当初ついてきた箱でもいいですし、市販で可愛いものを見つけたり、家にあるちょっとかわいい小皿などを使っても可愛い指輪置き場になるのではないでしょうか?
家事をする時はやっぱり注意が必要だった!結婚指輪の扱い方を知って大切にしよう!
家事をする時の結婚指輪の扱いって本当に悩みどころですよね。
私も今まで着けっぱなしでしたが、今回はメリットもデメリットも含め大切な指輪だからこそ大切にしていかなくてはいけないな、と改めて感じさせられました!
指輪を常に着けるにしろ外すにしろ、こまめなお手入れをしてあげることで衛生面だけでなく指輪本来の輝きを保つことができるのですから、これを機に指輪の扱い方を考えてみるのはどうでしょうか?
また指輪を常に着けないという方も今回の記事を見て結婚指輪ってやっぱりいいな!着けてみようかな?と少しでも思っていただけたらいいなと思います!
最後までご覧いただきありがとうございます。