洗濯

お酢を正しく使いたいなら必見!柔軟剤代わりにもなる洗濯法

 

あなたは、洗濯するとき柔軟剤の代わりにお酢を代用すると効果的だと知っていますか?

 

「洗濯にお酢を使ってあの酸っぱい臭いが付かないの?」

「ちゃんとキレイに洗えるの?」

など気になると思います。

 

今回は、洗濯にお酢を使うときのメリットや、

正しい洗濯の5つの使用パターンなどを紹介しましょう。

 

正しい方法でお酢を代用すれば、洗濯物をキレイに洗えるだけでなく、

タオルなどの吸水性能を落とさない。

柔軟剤の匂いが苦手なら気にならなくなる。

などの副産物まであります。

 

柔軟剤の代わりにお酢を使いたいけど、使い方が分からない方

洗濯するとき柔軟剤かお酢を使うか迷っている方

は是非、最後まで見てみて参考にして下さい。

 

1: 柔軟剤の代用に良い?洗濯にお酢を使うと得られる8つのメリット

 

ママ友
お酢を洗濯に使って大丈夫なの?
友人A君
柔軟剤の代わりにお酢を使うと良いって聞いたけど、本当か分からない。

と、お酢を洗濯に使うことへの疑問があると思います。

 

それもそうでしょう。

お酢で良いなら、

「市販で売られている柔軟剤は要らないじゃん!」

と思いますよね。

 

それに周りにお酢を使って洗濯をしている方はいないですよね。

ではこれから、洗濯にお酢を使うと得られる8つのメリットを紹介しましょう。

 

1. 柔らかくふんわり仕上げる

私たちが普段使っている洗剤の多くは、アルカリ性で出来ています。

洗濯中に洗剤のアルカリ性の成分が衣類に付着します。

その成分が、すすがれても残っていたりする場合があるんです。


このアルカリ性の成分が洗濯物に付いたまま乾燥すると、繊維が硬くなりゴワゴワになってしまいます。


そこで、お酢の出番です。

お酢に含まれている酸性の成分が、ゴワゴワになってしまうアルカリ性の成分を中和してくれます。


そのおかげで、洗濯物を柔らかく、ふんわりと仕上げてくれるというわけです。


肌触りもよくなるので試してみてください。

柔軟剤を使ったときと同じ効果がありますよ。


ですが、「ボールド」などの洗剤は、柔軟剤が配合されているなどで、分かりにくいかもしれません。

試したいという方は、アルカリ性の強い「粉石けん」などで試すと良いでしょう。

2. 柔軟剤のアロマの匂いがない

柔軟剤にはアロマの匂いを高め、効果の持続時間を長くなってきています。

汗などの体臭を気にする方へのニーズが高いからです。


ですが、そのアロマの匂いが

・落ち着かない。

・気分が悪くなってしまう。

と不快に感じませんか?


お酢を使えば、洗濯で悪臭を消臭しつつ、アロマの匂いも付きません。

無臭で、匂いがないので不快感なく衣類を着られるでしょう。

3. タオルなどの吸水性能が落ちない

柔軟剤の代わりにお酢を使うと、吸水性能が落ちません。

柔軟剤は衣類に柔軟剤の成分を薄くコーティングされます。

その薄くコーティングされたバリアのようなもので吸水性能が落ちてしまうんです。


お酢の場合では、すすぎのときにお酢が落ちてくれます。

タオルなどの水を吸ってほしい衣類はお酢で洗うと良いでしょう。

4. 黄ばみを防ぐ

洗っても洗ってもシャツの襟などの黄ばみが落ちない。

黄ばみが気になり、人目に付かないか心配に思うでしょう。


皮脂汚れ

衣類に洗剤のアルカリ性の成分が残るとします。

日光などに当たるとアルカリ成分が酸化するんです。

これが黄ばみの主な原因になるでしょう。


その黄ばみを取ってくれるのが、

お酢に含まれている「クエン酸」です。

スニーカーの黄ばみを取るのにも効果があるので試してみて下さい。

5. 肌に良い

柔軟剤は主に合成化学物質で出来ています。

柔軟剤に含まれている「界面活性剤」という成分には、

・帯電防止

・衣類をふんわりと柔らかく仕上げる

・花粉やほこりの付着を防ぐ

などの効果があります。


しかし、敏感肌の方などは界面活性剤が肌に触れることで、刺激を与えてくる場合があるんです。

その刺激により炎症が起こる可能性があります。


それだけではなく肌に必要な水分を吸収し、肌を乾燥させ「かゆみ」が悪化してしまうでしょう。


刺激・炎症による「かゆみ」で掻いてしまった傷跡から界面活性剤が中に入りやすくなり、より酷くなってしまいます。

そんな時はお酢を使って代用しましょう。

お酢は小麦などの自然食品で出来ているので、お肌にも優しいです。


環境にも考えられているので安心して使用できるでしょう。

6. 色落ちの抑制

ジーンズ・デニムなどの色落ちがはっきりする衣類をお持ちですか?

洗濯するときに色落ちしないか心配になるでしょう。


お酢で洗えば色落ちを抑制してくれます。


濃い色の衣類などの色の出やすい衣類にお酢を少量入れて洗いましょう。

ですが、あまりにも色落ちしやすい製品の場合は、どうしても染料が出てきてしまいます。


濃い色の衣類は、同じ色の衣類同士で分けて、洗うことが色移りの予防策になります。


7. 抗菌・消臭の効果

お酢には、アルカリ性の臭い(アンモニアやタバコなど)を消す効果を持っているんです。

さらに、お酢には雑菌に対して抗菌作用があります。


タバコの臭いやコーヒーのシミ取りなどに効果があるので試してみて下さい。


8. 洗濯機を清潔に保つ

お酢を使って洗濯をすると、洗濯物にだけ効果があるわけではありません。


洗濯機にも、

・カビ対策

・洗浄効果

などの効果が期待できると言われています。


お酢を含んだ水で洗濯をするだけでもキレイになりますよ。

お酢を使って洗濯機を掃除することで、よりキレイに洗濯が出来るでしょう。

 

これらのメリットを踏まえて、

・タオルなどの吸水が気になる方。

・柔軟剤の匂いは苦手。

・柔軟剤を切らして急遽洗わなくちゃいけないものがある方。

には、お酢で洗うことをオススメします。

 

友人A君

洗濯にお酢を使うことはメリットがいっぱいだね!

ここからは、

洗濯方法を紹介する前に、お酢で洗うときの注意点・使用例

などを紹介していきましょう。

 

2:【注意】 洗濯で柔軟剤の代わりにお酢を使うときの注意点

お酢で洗うと様々なメリットがあることがわかりましたね。

ですが、お酢で洗う際、いくつか注意点があります。

注意点を知ったうえで正しく洗いましょう。

友人A君
お酢を使うのに注意することなんてあるの?

お酢って身体に良いものだし危険なことなんて無いと思うけど?

デメリット以外にも重大な注意点があるんですよ!
わかな
友人A君
重大な危険なことがあるんだね。それは知っておきたいよ。
注意点を知ることで安心してお酢を使えますね。
わかな

 

・お酢と塩素系漂白剤を同時に使わない


お酢の酸と塩素系漂白剤の塩素が混ざると「塩素ガス」が発生します。

塩素ガスは有毒なガスです。


吸ってしまうと、

嘔吐・頭痛・結膜炎の症状がでたりします。

ひどい場合では、呼吸困難になることもある超危険なガスです。

 

ココに注意

絶対に一緒に使わないでください。



洗濯物に付いたお酢が、すすぎで洗い流されて乾いた後に、漂白剤を使えば問題はありません。

ですが、同時に入れるのはやってはいけないので覚えておきましょう。


オキシクリーンなどの「酸素系漂白剤」はお酢と一緒に入れても大丈夫ですよ。


漂白剤を使用したい場合は「酸素系」を使用しましょう。

「塩素系漂白剤はダメ。」

「酸素系漂白剤なら大丈夫。」

と説明しました。

友人A君
聞きたいのだけど、漂白剤の種類を意識して使ったこと無いから、どう使うか分からないよ。

 

確かに、漂白剤について理解がないと、どう使って良いか分からないですよね。

でしたら、こちらの記事が参考になるでしょう。

 

「液体タイプ」「粉末タイプ」の漂白剤に分けられ、特徴や使い方が種類別に紹介されています。

漂白剤の使い方など知りたい方は是非、参考にしてください。

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  • アレルギーに気を付け


お酢にもアレルギーがあります。

正確には、お酢に使われている成分(小麦・米)が原因でアレルギーが起きるのです。


「かゆみ」や「じんましん」が出るようなら、お酢での洗濯はしないでください。

  • 容量を正しく入れる


お酢を使って洗うときに一番気になるのは、

お酢の独特な酸っぱい臭いが服に付かないのか?

この疑問が浮かぶのが多いでしょう。


お酢で洗うと消臭効果はあります。

ですが、お酢の用量を入れすぎてしまえば臭いも出ます。

水とお酢の正しい量が分かったうえで洗濯に使いましょう。


どのくらい入れたらいいのかは使うパターンで変わります。

次の章「5つの使用パターン」で紹介してますので、参考にしてください。

  • 穀物酢を使おう


洗濯に使うお酢は、糖類が使われていないお酢を使いましょう。

主には「りんごなどの果実酢」「黒酢」などに砂糖が入ってます。


砂糖が入ったお酢は、穀物酢に比べて洗浄力が低いです。

クエン酸の効果が弱まってしまうのが原因なのでしょう。

なので「小麦」や「米」などの穀物酢を使ってください。

  • 洗濯槽の材質を知ろう


洗濯槽の掃除にお酢を使うときですが、

洗濯槽の材質がステンレス製などの金属で出来ているものだと、お酢では洗えません。


サビついたり、壊れたりする可能性がありますので説明書などで確認をしましょう。

  • 静電気防止


お酢に静電気防止の効果はあまり期待できません。

洗濯時、すすぎなどでお酢も洗剤と一緒に洗い流されます。

そうすると、柔軟剤のような衣類を静電気から守るバリアは無くなってしまいます。

・傷みやすい衣類

・毛玉ができやすいセーター

などはお酢での洗濯は控えましょう。

 

3: 柔軟剤代わりだけじゃない、洗濯にお酢を使った5つの使用パターン

 

お酢で洗濯するのなら、

誰だって酸っぱい臭いを出したくないでしょう。

 

いざお酢で洗おうと思っても、上手くいかない場合があります。

大丈夫だろうと思って目分量で入れたりすると、お酢の酸っぱい臭いが出たりします。 

 

せっかく服に気を使って洗濯したのに、その服から酸っぱい臭いが出たら相当なショックを受けてしまうことでしょう。

 

なので、これから正しくお酢で洗う5つの使用パターンを紹介しましょう。

それぞれに自分に合った方法で試してみて下さい。

 

柔軟剤代わりのとき

洗濯でお酢を一番使うときは柔軟剤の代わりとして使うと思います。

柔軟剤の匂いを、自然な匂いに変えて良くするだけでなく、肌触りも良くできます。

 

わかな
洗濯するなら、もっと良くしませんか?

 

洗濯の仕方は下記の通りです。

お酢を混ぜた水を、柔軟剤を入れるところに入れます。

水45リットルに対してお酢50ミリリットルが目安ですね。

後はいつも通りの洗濯をするだけです。

 

中性や酸性の合成洗剤と一緒に洗濯する場合はあまり効果がないので注意してください。

 

ココがポイント

臭いが気になる服は、お酢を混ぜた水に30分ほど浸け置きしましょう。

より効果的にキレイになります。

 

色落ちを防ぐとき

ジーンズやデニムなど色落ちしてしまう衣類は、お酢を混ぜた水に浸け置き洗濯しましょう。

 

洗濯しても、着れなくなるくらいに色落ちしてしまったら損ですよね。

気を使って洗濯するなら、色落ちも抑制して長くジーンズやデニムを愛用しませんか?

色落ちを防ぐやり方を見て参考にしてください。

 

色落ちを抑制するやり方は下記の通りです。

洗面器や桶に水を入れ、大さじ1程度のお酢を入れます。

色落ちを防ぎたい服を入れて、30分ほど浸け置きしましょう。

浸け置きが終わった後は、そのままいつも通り洗濯してください。

色落ちが抑制されるので、ジーンズなどは浸け置きするのがオススメです。

 

 

アルカリ性の汚れ(コーヒー)を取るとき

 

朝にコーヒーを飲んでいるときに、手が滑ってズボンにこぼしてしまった!

 

と、不意にこぼしてしまうことはあると思います。

・マグカップを持とうとして「アツッ!」っと手を放してしまった。

・寒くて手が、かじかんでしまってちゃんとコップを持てなかった。

・何か考え事をしててコーヒーを飲もうとして手の甲にぶつけてしまう。

など色々ありますよね。

 

こぼしてしまっても安心してください。

※火傷や機材故障には気をつけてください!!

 

アルカリ性の成分が含まれているコーヒーなどの汚れは、お酢で汚れが取れます。

 

お酢をタオルなどに染み込ませて、こぼした部分を優しく叩くようにして汚れを取りましょう。

シミを落とした後は、普通に洗濯すれば大丈夫です。

 

黄ばみを取るとき

白い襟付きシャツやスニーカーなどが黄ばんだりしてませんか?

お仕事やお出掛けの時に、着ていたシャツや履いていたスニーカーが黄ばんでいたら嫌な気分になりますよね。

 

「げっ。今着てる服が黄ばんでる!」となったら、

他の人にどう映るか気になってしまい、仕事や買い物が満足に出来ずに早くこの場から立ち去り、帰りたいと思うことでしょう。

 

黄ばんでしまうのは、「アルカリ性の洗剤」にあります。

「酸性」の成分があるお酢を代用した黄ばみの取り方を紹介しましょう。

 

黄ばみの取り方は下記の通りです。

中性洗剤か弱酸性の洗剤で洗濯して、まずは汚れを取ります。

洗い終えたら、桶や洗面器にお酢を混ぜた水を用意し、2時間ほど浸け置きしましょう。

服の場合は、水を張った状態で大さじ1程度。

スニーカーの場合は、水2リットルにお酢200ミリリットル。

時間が経ったら、お酢を水ですすいでしっかり落としてください。

後は、日陰で乾かせば完了です。

洗濯槽の掃除のとき

洗濯機がお酢で洗っても大丈夫なら、洗濯槽の掃除をする際にもお酢で洗うことができます。

洗濯機を満水にして、その水の量に対して10分の1程度のお酢を注ぎましょう。

後は洗濯をするように洗濯機を稼働させるだけです。

 

洗濯槽の細かな洗浄方法はこちらの記事が参考になるでしょう。

お酢にもクエン酸が含まれていますので、同じクエン酸で洗濯する紹介をしています。

是非、参考にしてください。

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4: 洗濯で柔軟剤使えないなら、お酢で代用しよう

 

今回は、お酢で洗濯するメリット、洗濯パタ-ンなどを紹介しました。

 

お酢には、私たちの身体を健康にするだけではありません。

洗濯にも掃除にも様々なことで役立ってくれます。

 

何らかの理由で柔軟剤が使えない場合は、お酢を使いましょう。

メリットをフルに活かして、

お酢を上手く洗濯に代用してください。

 

そうすれば、衣類をあなたに合った着心地に出来るでしょう。

是非、お試しください。

まとめ

  1. お酢には洗濯で使うときにもメリットがある。
  2. お酢を洗濯に使うとデメリット・注意点もあるので覚えておこう。
  3. 柔軟剤が使えないときは洗濯にお酢を代用しよう。

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