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洗濯をすると赤くなる!?4つの原因と白に戻す簡単な方法を紹介!!

洗濯をするとタオルやシャツが赤くなってしまった経験はありませんか?

私の子どもが赤ちゃんだったころ、お出かけ用のかわいい白のロンパース(トップスとボトムスが繋がった服)やスタイが洗濯後に赤くなってショックでした。

 

赤ちゃんのよだれが何かと反応して赤くなるのかなと思っていましたが、どうやら違うみたいです。赤くなる原因もいくつかありました。

 

私みたいに洗濯後に赤くなってショックを受けている方はいますか?どの原因が当てはまるのか、ぜひこれからするお話を読んでみてください。

赤くなった服を白に戻す対策もあります。

 

どうかそのかわいい服や、ふわふわのタオルを捨てるのはお待ちください!!

 

1洗濯をすると赤くなる原因その1→菌の増殖

洗濯をしたらなんか赤くなった!そしてちょっとにおう!

それは菌の増殖が原因です。

 

使用したタオルや汗をかいた服をぬれたまま洗濯かごや洗濯機の中に入れていませんか?

すぐに洗濯しない場合菌がどんどん繁殖します。そしてこの菌がピンク色の色素を出すため、タオルや服が赤くなるのです。

 

赤ちゃんを育児していて、赤くなる原因を調べる余裕のなかったあの頃の私に教えてあげたいです。

当時は、もしかしたら安いお店で買ったのが原因かなと思っていたあの頃の私!!

原因はよだれじゃなくて、よだれで長時間ぬれて菌が繁殖したからだよー!!

 

当時の私はおしゃれ着から汚れてもいい服へ格下げし、スタイもバイバイしました。

ですが、その赤色を戻す方法があったのです。

 

・赤くなる原因が菌の増殖だった時の対処法

赤くなる原因が菌の増殖だった時は酸素系漂白剤で洗濯しましょう。

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酸素系漂白剤は液体と粉末があります。

ここでは洗浄力の強い粉末タイプの使用をお勧めします。

店頭では過炭酸ナトリウムの名前で売られていることが多いです。

1、約40℃のお湯を洗面器にはり、容量を確認し酸素系漂白剤を溶かして漂白液を作る。

2、赤くなった洗濯物を入れ、2~6時間ほどつけ置きする。

3、漂白液ごと洗濯機に入れ、洗濯する。

 

上記の方法でも赤く変色したものが戻らない場合は次の方法を試してみてください。

1、鍋に沸騰するくらいのお湯を用意し、酸素系漂白剤を入れる。

2、赤くなった洗濯物を入れ5分ほど弱火で煮る。トングなどでかき混ぜる。

3、冷めたらお湯ごと洗濯機に入れ普通に洗濯する。

 

煮沸する方法は赤ちゃん育児中だとちょっとやりにくいかなという印象です。

私だったら酸素系漂白剤でつけ置きしても戻らなければ諦めそうです。

ですが、余裕のある方はぜひ試してみてくださいね。アルミの鍋だと変色してしまうので、ステンレスやホーローの鍋を使うように注意が必要です。

 

上記2つは赤くなった時の対処法ですが、普段から赤くなる原因を作らないようにしたいです。

ぬれたままの放置が菌の増殖を招きます。

使用したタオルや、赤ちゃんのよだれや汗でぬれた衣類はこまめに取り換えて、洗濯するまでどこかに干しておく。

こういった工夫が洗濯をした後に赤くなるのを防いでくれます。

 

 

2洗濯をすると赤くなる原因その2→入浴剤と柔軟剤の化学反応

あなたは柔軟剤を使っていますか?

私は病院で調理の仕事をしていた時は、汗や厨房の独特な匂いを隠すために柔軟剤を使っていました。

 

ある時、病棟へ行った時のことです。抗がん剤の治療をされている患者さんに「化粧の匂いがきつい」と一緒に行った上司が注意されていました。私に言われたわけではないですが、柔軟剤の匂いもきっと患者さんにとっては不快だろうな。そう思いながら、自分の不快を隠すために柔軟剤を使い続けていました。

 

その後私が妊娠した時に、柔軟剤の匂いがオェッと吐くほどダメになり、それ以来柔軟剤は使っていません。

あの時の患者さんもこんな風に治療できつい時に、匂いで具合が悪くなられたんだろうなと反省しました。

 

そんな柔軟剤も、実は洗濯物が赤くなる原因の1つだったのです。

お風呂の残り湯を使われている方は、使用している入浴剤にウラニン色素という成分が入っていないか確認してください。

 

ウラニン色素が入っていると、柔軟剤と化学反応をおこして衣服がピンク色(赤色)になることがあります。

 

・赤くなる原因が入浴剤と柔軟剤による化学反応の時の対処法

入浴剤にウラニン色素が入っているお風呂の残り湯を使う時は、柔軟剤を使わない。もし柔軟剤を使うなら、すすぎは残り湯ではなく水道水にすることで防ぐことができます。

 

それでも間違ってお風呂の残り湯と柔軟剤を使ってしまい、赤くなってしまっても大丈夫です。

洗濯をすると元に戻ります。

 

菌の時と比べると、すごく優しい対処法ですね。

でもせっかく洗った洗濯物を、もう1回洗いなおさないためにも、柔軟剤とお風呂の残り湯の組み合わせは避けましょう。

 

3洗濯をすると赤くなる原因→その3日焼け止め

夏は白い服を着る機会も多いですよね。

汗をかいてなんだかシミになってしまった!

ハイタ―で真っ白に戻そうと思ったら赤くなってしまった…

 

なんてことになったことはありませんか?

 

夏の洗濯後に赤くなるなら、おそらく日焼け止めが原因です。

衣類に付いた日焼け止めの成分がハイタ―などの塩素系漂白剤と反応して赤くなります。

特に首や腕、袖に日焼け止めが付着して赤くなりやすいです。

 

・赤くなる原因が日焼け止めの時の対処法

全ての日焼け止めが反応して赤くなるわけではありません。日焼け止めを使用する時は注意表示をしっかり確認しましょう。

一番安心なのは日焼け止めを使用した時は塩素系漂白剤を避けることです。

 

それでも塩素系漂白剤をどうしても使いたい時があるかも知れません。そんな時は、先に衣類に付いた日焼け止めの成分を洗い流してから塩素系漂白剤を使用しましょう。

 

1日焼け止めがついたと思われる部分に食器用洗剤をぬりこみ、もみ洗いする。

2ぬるま湯で流し、洗濯する。

 

一手間かかりますが、とても簡単ですね。

これは日焼け止めと塩素系漂白剤で赤くなってしまった衣類を白く戻すのにも有効な方法です。

 

子どもに日焼け止めを塗ろうとしても嫌がって逃げられて、そんな中でもバババッとぬっていたら首元や洋服についたりしていました。

子どもはよく泥だらけになったり、食べこぼしたりするのですぐに洋服を汚してきます。

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そんな時に服を白くしたいと思ったら、酸素系漂白剤がお勧めです。

ブライトストロングなどの酸素系漂白剤だと、日焼け止めと反応して赤くなることはありません。

 

4洗濯をすると赤くなる原因→その4水道水

今まで説明してきた3つの原因が当てはまらない時は、もしかすると水道水が原因かもしれません。

洗濯に使う水をコップに入れてみると赤く濁っていませんか?

 

水道水が赤く濁るのは、水道管のサビが流れてくるのが原因です。

赤く濁った水道水で洗濯をすると洗濯物に色が移り赤くなってしまいます。

・赤くなる原因が水道水の時の対処法

まずは、水を10リットル(バケツ1杯分)ほど出し続けます。

こうすると色や匂いがなくなるはずです。

しかしこれは根本的な解決法ではないので、水道の専門業者に連絡して交換を依頼しましょう。

賃貸の方は、大家さんや管理会社に連絡をしましょう。

 

白い洗濯物についた色を落としたい時は、還元系漂白剤で脱色しましょう。

酸素系漂白剤でも塩素系漂白剤でもありません。還元系漂白剤です。

還元系漂白剤にはハイドロハイタ―があります。

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1、40℃のお湯にハイドロハイタ―をよく溶かし30分ほどつけ置きする。(2時間以上つけ置きしない)

2、水でよくすすぐ。

 

何度も還元還元と言っていますが、私は初めて還元系漂白剤の存在を知りました。

衣類に付いた鉄を落とすのは還元系漂白剤だけだそうです。

いやぁ、洗濯って化学ですね!!

 

5番外編!黒のシャツが洗濯で赤くなることもある

ここまでは、白い衣類の原因を書いてきました。

これから説明するのは黒いシャツが赤くなった時の原因についてお話します。

 

私の父の話になりますが、父は漁師をしています。父の黒いシャツやズボンがよく点々と赤くなっているのが不思議でしたが、その謎がわかりました。

 

黒いシャツが赤くなるのは、色移りではなく色落ちが原因です。

黒は青と黄と赤の三原色を混ぜて作られています。この三原色の中で一番色落ちしやすいのが青です。そして赤が一番色落ちしにくいのです。

そのため洗濯をすると青が色落ちし、赤は残りやすいので赤く染まったように感じるのです。

 

先ほどの父の話ですが、父は船を洗う時にハイタ―などの塩素系漂白剤を使っていたと思います。

その液が黒い服に飛び散り、漂白されて白くなるのではなく、レンガのような赤色に染まったのです。

母はいつも「黒い服を着て漂白剤を使うなんて」と怒っていました。

 

こうなってしまうと消耗品とあきらめるか、もしくは染め直すという選択もあります。

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ある時、主人がお出かけ用の黒いポロシャツの日焼けを気にして、自分で黒く染めなおしていました。

染料は手芸品店で購入し、あとは説明書を見ながら行っていました。

染料以外に塩も300g必要なので、忘れずに準備するとよいです。

 

また、染料を混ぜるために箸か泡だて器がいります

。我が家ではそのあと料理に使うのが嫌だったので、大量にとってある粉ミルクの計量スプーンを使いました。私みたいに気になる方は割りばしなど、捨ててもいいもので混ぜるといいですね。

 

6赤くなる原因をなくして白さを取り戻そう

赤くなる原因も対策もいろいろありましたね。

 

1菌の増殖で赤くなる時は酸素系漂白剤でつけ置きをして洗おう。

2残り湯と柔軟剤が化学反応を起こした時は、もう一度洗濯をしよう。できれば残り湯はすすぎに使わないでおこう。

3日焼け止めがついた衣類に塩素系漂白剤は使用しないでおこう。食器用洗剤で衣類に付いた日焼け止めを落とそう。

4水道水が赤くなっていた時は、専門業者に水道管の交換を依頼しよう。還元系漂白剤で衣類に付いた鉄をなくそう。

5黒いシャツを元に戻したいなら染め直してみよう

 

洗濯の後に赤くなった衣類を見てがっかりしていたあなた。

捨てなくても大丈夫です。

それぞれの原因に対処法があるので、ぜひ試してみてください。

 

白く戻った服で、キラキラ輝く毎日を取り戻しましょう!!

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