皆さん、ガスコンロをどのくらい掃除していますか?


蓄積されたガスコンロの汚れを取るためにここでは「セスキ炭酸ソーダ」を使った掃除方法を「部分別」に紹介していきます。
天板
五徳
グリル
これを読めばガスコンロの掃除方法が分かり、キッチンをキレイに保てます。
きっと毎日のお料理が気分良くできますよ。
それでは見ていきましょう。
もくじ [hide]
ガスコンロの掃除はなぜ「セスキ」が良いの?
毎日のお料理。
気を付けていても油や調味料など飛び散ってしまいますよね?
気が付いたらベトベトになっていた…なんて経験ありませんか?
ベトベトになったガスコンロはお掃除大変なのよね。
いつもベタつきを取ろうと必死なんだけどなかなか難しいわ。

布巾やキッチンペーパーで拭いていても油汚れは完全には落ちません。
そこで、油汚れをしっかり落としてくれる強い味方が「セスキ炭酸ソーダ」です。

ガスコンロの掃除に適している理由が分かるわよ。
セスキ炭酸ソーダとは?
●「重曹」+「炭酸ナトリウム」から成り立つ
●弱アルカリ性の天然素材のため危険でなく扱いやすい
●重曹よりアルカリが強く、洗浄力も高い
●環境にやさしい
<洗浄力の強さをはかる「アルカリ度」の数値>
●重曹(PH8.2)
●セスキ炭酸ソーダ(PH9.8)
すごいわよね!


セスキ炭酸ソーダってすごいのね~!!!
以上のようにセスキ炭酸ソーダは洗浄力に優れ、家庭でも扱いやすいのでガスコンロの掃除には最適です。
セスキ炭酸ソーダはアルカリ性のため、酸性汚れ(油汚れ)をキレイにおとすことができます。
ココに注意
1、「畳・木材・大理石・アルミ・鍋」には使用できません!
変色やシミができる恐れがあります。
2、セスキ炭酸ソーダは弱アルカリ性のため、使用する際は必ず手袋を着用してください。

セスキを使ってガスコンロをキレイに掃除する方法
ガスコンロの汚れは主に3点です。
1、お料理をするときにこぼれた「食品のこびりつき」
2、こぼした食品が何度も繰り返し熱されることによって生じる「焦げ付き汚れ」
3、「油汚れ」
これから以下で、頑固なガスコンロ汚れの掃除方法を見ていきましょう。

1、天板
天板には「セスキ炭酸ソーダスプレー」を作り振りかけて油汚れを取るのがオススメです。
準備するモノ
●セスキ炭酸ソーダ:小さじ1(5g)
●水:500ml
●スプレー容器
●ラップ
●拭き取るもの(キッチンペーパー・布巾など)

掃除手順
- 水(500ml)にセスキ炭酸ソーダ(小さじ1)を入れてよく混ぜる
- 油汚れに吹きかけてキッチンペーパーなどで拭き取る
- (汚れがひどい場合→)セスキ炭酸ソーダ水を吹きかけてラップでパックをして30分放置
- 汚れを拭き取る
ココがポイント
汚れがひどく落ちにくい場合はセスキ炭酸ソーダの割合を増やして濃度を上げてください。
2、五徳
五徳の汚れの原因は以下の通りです。
1、お料理をするときに飛び散る油や調味料などが熱されることで生じる「焦げ付き汚れ」
2、経年劣化による「サビ汚れ」

ただ単にこすっただけでは落ちないのよね。
頑固な汚れが焦げ付いた五徳には「煮沸洗い」が一番効果的です。
準備するモノ
- セスキ炭酸ソーダ:大さじ1
- 水:3L(五徳がつかるくらいの量)
- 鍋(五徳が入るくらいの大きさ)
掃除手順
- 鍋に水(3L)を入れる
- 水(3L)にセスキ炭酸ソーダ(大さじ1)を溶かす
- 鍋に五徳を入れる
- 火をつけて5分ほど沸騰する
- そのまま1~2時間放置する
- 冷めたら使わなくなった歯ブラシでこすり洗いする
- しっかり水洗いをして乾かす

だけど、この「煮沸洗い」は効果抜群だったわよ!
<大きい鍋がない場合>
以下のものでも代用できます。
●桶(おけ)
●ゴミ袋
●シンク(ラップなどでフタをしてお湯がためられるように)
この場合は、お湯をためて「つけおき洗い」をしてください。

ココに注意
煮沸した五徳はとても熱くなっています。
火傷に注意してください。
取り出すときはしっかり冷めてからにしてくださいね。
3、グリル

グリルの掃除は「受け皿・網」と「グリル本体」に分けて掃除の仕方が違います。
以下でそれぞれ見ていきましょう。
●受け皿・網
「受け皿」と「網」には「つけおき洗い」が適しています。

網はなかなか汚れが落ちなくて大変だものね。
準備するモノ
- セスキ炭酸ソーダ:大さじ1
- 水:1L
- ビニール袋/桶(おけ)
- 使わなくなった歯ブラシ/スポンジ
掃除手順
- ぬるま湯(50~60度くらい)にセスキ炭酸ソーダ(大さじ1)を溶かす
- ビニール袋に「セスキ炭酸ソーダ水」・「受け皿」・「網」を入れて1時間放置
- 歯ブラシで汚れをこすって落とす
- 水洗いをして乾かす
●グリル本体
グリル本体は取り出すことができないので、お掃除をするのはなかなか難しいですよね。

グリル本体は内部に「キッチンペーパーを貼り付ける」ことで汚れを落とすことができます。
準備するモノ
- セスキ炭酸ソーダ:大さじ1
- 水:500ml
- キッチンペーパー
- ラップ
- 使わなくなった歯ブラシ/スポンジ
掃除手順
- 水(500ml)にセスキ炭酸ソーダ(大さじ1)を入れてよく混ぜる
- キッチンペーパーにセスキ炭酸ソーダ水を吹きかけ、グリル内にすきまのないように貼り付ける
- キッチンペーパーの上からラップをして1時間放置する
- 汚れを拭き取り水拭きをする

ガスコンロの掃除以外にもセスキは使えるの?
ガスコンロを掃除するためだけに「セスキ炭酸ソーダ」を買った人もいるかもしれません。

まだたくさん残っていてどうしたら良いか困っているのよね~。
そこで、ここでは「セスキ炭酸ソーダ」の他の使い道について紹介していきたいと思います。
1、換気扇
ガスコンロの掃除のついでに換気扇も「セスキ炭酸ソーダスプレー」を使って拭き掃除をしてみてください。
セスキ炭酸ソーダスプレー(セスキ炭酸ソーダ:小さじ1・水:500ml)
2、ドアノブ
手垢汚れにもセスキ炭酸ソーダは効き目抜群です!
セスキ炭酸ソーダスプレーでドアノブの汚れもキレイに拭き取ってください。
3、洗濯槽の掃除
洗濯クリーナーと同じ使い方です。
●洗濯槽に高水位までぬるま湯を入れる
●セスキ炭酸ソーダ(500g)を入れて、5分ほど回し2時間放置する
●浮かび上がってきたカビや汚れをすくいとる
●洗いを再開し、すすぎ脱水まで行う
ぜひ試してみてください。
ココに注意
頻繁にセスキ炭酸ソーダを使っていると、白い結晶が洗濯槽に付着してしまいます。
洗濯機の故障の原因になってしまいます。
オススメとしては、1か月に1度~3か月に1度くらいです。
4、電子レンジ
油汚れと言えば電子レンジですよね!
電子レンジの汚れには研磨作用のある「重曹」も適しています。
以下の記事で、セスキ炭酸ソーダの使い方と一緒に確認してみてください。
ココに注意
セスキ炭酸ソーダと同じ「アルカリ性」の汚れである「トイレ・浴室の汚れ」や「水垢」には向いていません。
「クエン酸」「お酢」で掃除してくださいね。
ただし、セスキ炭酸ソーダは、トイレ・浴室の黒カビ・赤カビの予防にはなります!
ガスコンロの掃除にはセスキを使ってスッキリしよう!
いかがでしたか?
ここでは以下のことを紹介しました。
●セスキを使ってガスコンロを掃除する方法(天板・五徳・グリル)
●セスキを使った他の掃除方法
さっそくセスキ炭酸ソーダを使って、ガスコンロの掃除に取りかかってみてください。
想像以上にキレイになってキッチンに立つのが楽しくなりますよ。
キッチンの掃除には「重曹」より、洗浄力の高い「セスキ炭酸ソーダ」がオススメです。
ぜひ試してみてくださいね。