不安や緊張を感じてしまう原因は主に精神病です。
また、買い物で不安や緊張を感じてしまう人は精神病を患っている可能性があります。
不安や緊張を感じさせる精神病を治さないと、将来ずっと買い物を楽しむことができません。
ということで今回は買い物を楽しむことができるように、不安や緊張を与える精神病の治し方を紹介して行きます。
買い物での不安や緊張から解放されたい人は是非この記事を見てください。
もくじ
買い物をする際に緊張や不安を感じてしまう原因
買い物をする際に不安や緊張を抱いてしまう原因は”社会不安障害”という精神病が深く関わってきます。
社会不安障害は日本人の約1割の人が患っている病気だといわれています。
社交不安障害について
社交不安障害とは?
人と接する際に、不安や緊張が強く出てしまうことで社会生活に支障が出る状態のことです。
対人恐怖症といわれることもありますが、人間そのものが怖いのではなくて、人と接する際に湧き出てくる不安や緊張の症状が苦手なのです。
社交不安障害の症状
人前で話す際に緊張してしまう(あがり症)
社交不安障害の中で一番多い症状が人前でしゃべる際に、緊張をして落つきがなくなり不安がつよくなったりします。
過剰なほど人の目を気にしてしまう
人の目が気になり過ぎて、外出や買い物をするのが苦手になったりします。
人前で食事をするのが苦手
人前で食事をすると、緊張で気分が悪くなったり手が震えたりしてしまいます。
上記の症状が出ている方は社会不安障害の可能性があります。
社会交不安障害についてもっと知りたい方は、今から紹介する本を読んでみてください。
社交不安障害 理解と改善のためのプログラム /幻冬舎/岡田尊司
”社交不安障害 理解と改善のためのプログラム”は、社交不安障害と似ている病気の見分け方、診断方法や治療方法が専門的に書いています。
この記事を読んで社交不安障害に興味を持った人にオススメの本となっています。
社交不安障害になる原因
社交不安障害になる主な原因は失敗体験による悪循環です。
悪循環の流れ
1,失敗体験 → 2,失敗の恐怖 → 3.回避
↑ ↓
5,自信やスキルの低下 ← 4.自分はきない人間だと思い込む
買い物での失敗体験による悪循環
1,失敗体験
自分が欲しい商品があるか店員さんに声をかけようとしたが声がどもってしまって周りから変な目でみられたなどの体験。
2,失敗の恐怖
店員さんに声をかけるのが怖いと思ってしまう。
3,回避
次に店員さんに声をかける機会にあった際にも、前の失敗を思い出して不安になり声をかけなくなる。
4,自分はできない人間だと思い込む
店員さんに声をかけることとのできないダメな人間だと思い込む。
5,自信やスキルの低下
店員さんい話をかける挑戦をしないため、店員さんの声のかけ方がわからなくなる。
他の買い物での失敗体験も上記のように悪循環になったりします。
・会計の際にポイントカードやレジ袋の有無を聞かれるときに声がどもってしまいうまく答えられない。
・服やで店員さんに声をかけられてどう対応したらいいかわからずに逃げてしまった。
・買い物をしている際に恥ずかしい思いをした
注意 失敗体験の悪循環から抜け出さないと社交不安障害を治すことができません。
買い物で不安や緊張を感じなくなる方法
買い物で不安や緊張を感じなくするためには、社交不安障害を治さねければいけません。
社交不安障害を治すためにはまず、上記で紹介した失敗体験の悪循環感から抜け出す必要があります。
苦手なことから逃げずに立ち向って悪循環から抜け出す
苦手なことから逃げずに立ち向かうことで、実際に行動をして自分が恐れていることに慣れてしまうことで悪循環から抜け出すことができます。
人はどんなことにも慣れる能力を持ち合わせているので、最初は苦労しますが経験をつんでいくと不安や緊張は徐々に減っていきます。
買い物の話ではないんですけど、僕もはじめてバイトで働き始めたとき、出勤するとき根拠のない焦燥感や不安で行くのが嫌でした。だけど、働き始めて3か月らバイトに慣れて何も感じることなく出勤できるようになっていました。やっぱり慣れることって大事なんですね。
暴露療法
暴露療法とは、嫌なことから逃げることをやめて、苦手な状況に自ら飛び込む社交不安障害の治療法です。
5,チャレンジ精神の回復 → 1,チャレンジ → 2,慣れで恐怖軽減
↑ ↓
4,成功体験で自信がつく ← 3,スキルの向上
具体例
1,チャレンジ
失敗してもいいので、店員さんに商品がどこにあるか聞いてみる。
チャレンジする際のポイントは恐怖による不安や緊張は当然のことと思い込み、目の前にあることに集中する。
2,慣れで恐怖を軽減
チャレンジをして失敗をしても苦手なことに慣れてくるのでだんだん不安や緊張が減っていきます。
3,スキルの向上
苦手なことに慣れることができれば、店員さんに商品の場所を聞く方法がだんだんと自分の中でわかってきます。
4,成功体験で自信がつく
店員さんに商品の場所を聞きくチャレンジを成功していくことで自信が勝手についてきます。
5,チャレンジ精神の回復
成功体験で自信をつけることにより、チャレンジする意欲が湧き好循環なサイクルを作ることができます。
ポイント 暴露療法を続けることで失敗体験の悪循環から抜け出すことができます。
苦手なことに飛び込みやすい環境を作る
”苦手なことから逃げずに立ち向かえ”と言われてもなかなかできないことがほとんどでよね。
苦手なことに立ち向かえない場合は、今から紹介する苦手なことに飛び込みやすくする方法を試してください。
①最初はハードルが低いものから始めてみる
少し努力をすれば達成可能なチャレンジを設定することで、チャレンジすることの恐怖が減ります。
簡単なチャレンジでも、苦手なことに対して自信をつけることが可能です。
具体例
買い物で店員さんに声がかけれない場合
・お会計の際に「ありがとうございました」や「どうも」など一言声をかける習慣を身につける
・トイレの場所を聞くことから始めてみる
など
買い物で人の目が気になって緊張してしまう場合
・人の少ない時間帯で買い物をする
・1週間に1~2回デパートに行くだけ行ってみる
・デパートで1時間以上歩く
など
ポイント いきなり苦手なことにチャレンジできない場合は、ハードルを低くして自信をつけよう!
②考え方を変えて恐怖による不安や緊張を減らす
苦手なことに対して考え方を変えることで、恐怖による不安や緊張が減り苦手なことに飛び込みやすくなります。
しかし、実際に行動をして自信をつけるより、苦手意識を取り除く効果は薄くなります。
③チャレンジに失敗はつきものと考える
失敗を恐れている人は絶対に失敗をしてはいけないと考えてしまいがちです。
しかし、チャレンジすることは必ずしも成功を与えてくれるわけではないですよね。
チャレンジする場合は、”失敗をしても仕方がないし、慣れないのだから当たり前だ”と考えてみると、少しは不安や緊張を減らすことができます。
ポイント 失敗はしてはいけないと考えるよりも、失敗しながらでも最後までやり遂げようと考えることが大事です。
④嫌なことから逃げ続ける将来の自分を考えてみる
嫌なっことからすぐに逃げるということを繰り返していると”逃げ癖”がついてしまいます。
逃げ癖を改善するためには、逃げ癖がついた自分の将来の姿を創造すると、物事を冷静に考えられるようになります。
将来の自分を創造するは、自分の逃げ癖のせいでとても悪い状態になっていと考えてください。
具体例
・緊張して人生ずっと買い物を楽しめない自分
・老人になっても店員さんに一言も声をかけれない自分
・緊張で買い物に行けなくっている自分
ポイント より悪い自分の将来のを創造することで、「将来自分が悪い状態にならないためにはどうしたらいいのか?」と自然と考え、反面教師のような効果を得ることができます。
⑤別の人の立場で自分を見る
別人の視点にたって自分のことを客観的に見ると、自分が小さなことにとらわれていることに気ずけるようになります。
また、失敗する怖さにとらわれて動けなくなっている際は、目の前のことしか見えていません。
物事を大きな視点から見ることで、本当に大事なことがわかるようになります。
具体例:買い物で店員さんに声をかけれない人の場合
店員さんの視点
・仕事なのでほとんどの場合お客さんに親切に対応する
・お客さんに声をかけられても別に不快には思わない
具体例:買い物で人の目が気になる人の場合
自分以外の客の視点
・買い物に夢中で他の客に興味がない
・そもそも商品を見ているのでほとんどの人が他の客を見ない
店員さんの視点
・仕事があるのでそんなに客を見ていない
・客の顔を見たとしても1日に数百人客がくるのでほとんど覚えていない
ポイント 上記のように人の立場を変えると買い物をしている自分の周りにいる人は、ほとんど自分に目を向けていないことを頭に入れといてください。
⑥苦手なことの恐怖による不安や緊張を制御する
恐怖による不安や緊張は自分で制御することができます。
苦手なことにチャレンジしたいけどどうしても不安や緊張が勝手しまって行動できない場合に次のような方法を試してください。
ゆっくり呼吸、行動をする
不安や緊張を感じているときほど、呼吸が浅かったり、乱れたりします。
意識して呼吸をゆっくりすることで頭に酸素が行き渡って冷静になり不安や緊張を抑えることができます。
また、呼吸に加えてゆっくり行動をすることでより冷静に行動することができます。
視野を広くする
周りをよくみることで相手の反応や周囲の状況を理解することができ、冷静さを保つことができます。
自分の不安や緊張に目を向けてしまうと余計に不安や緊張を感じてしまうので、視野を広くして他のことに目を向けることで不安や緊張を減らせるのです。
対処行動を自分に言い聞かせる
上記で紹介した”ゆっくり呼吸、行動をする”、”視野を広くする”を自分に言い聞かせることで不安や緊張を和らげることができます。
「落ち着ついて、ゆっくり呼吸をし、ゆっくり行動して、よく周りをみて。」いうように、1つ1つ自分に言い聞かせてください。
自分をコントロールしている感覚を感じることが重要です。
恐怖による不安や緊張から解放されて買い物を楽しもう!
買い物にする際に不安や緊張してしまう原因の社交不安障害、社交不安障害の治し方について紹介しました。
不安や緊張を感じず楽しく買い物をするために、今回紹介した社交不安障害の治し方を是非実践してみてください。
ポイント ・暴露療法で悪循環な失敗体験から脱失する ・まずはハードルが低いものからチャレンジをする ・苦手なことに対する考え方を変える ・不安や緊張を感じたら、自分で不安や緊張をコントロールする
上記の4つを意識して実践ずれば社交不安障害を治すことができるので、これを機に楽しく買い物ができるように心がけてください!