毎日やる家事は多くて大変ですよね。
あなたは、家事をするときにこんな経験はありませんか?
・家事をしているときに他のやるべき家事が気になって集中できない。
・やらなければならない家事が多くて、同時に家事をしても時間が掛かった。
また、家事を効率的に進めるにはどうすればいいんだろう? と考えました。
今回は、以下の内容を紹介しています。
「どうして家事に時間が掛かってしまうのか?」
「時間が掛かってしまう解決策」
時間が掛かる原因を知り解決策を試してみて下さい。
家事への時間が掛からなくなります。
時間が掛からないことで、自由な時間ができます。
それに、家事でイライラすることも無くなりますよ!
この記事はこんな方にオススメです。
・家事や育児を同時にやっていて時間が掛かってしまう方。
・家事がなかなか終わらないと悩んでいる方。
などの方は是非、最後まで見てみて参考にして下さい。
もくじ
1: 家事や仕事などで聞く「マルチタスク」とは?
あなたも仕事や家事などでマルチタスクという言葉をよく聞いたことがあると思います。
そもそもマルチタスクとは何なのでしょうか?
簡単に話すと、「複数のことを同時に行うこと」です。
洗濯機を回してる間に、朝ご飯で使った食器を洗う。
そのときに同時にシンク汚れも掃除する。
これだけで、洗濯・食器洗い・台所掃除の3つの家事を同時にしています。
家事や育児、仕事などで毎日追われている方の中には、このようなマルチタスクで家事をしている方が多いでしょう。
逆に、一つずつ進めていくことを「シングルタスク」と言います。
一つ一つ進めるやり方は、効率的に見えないかもしれません。
ですが、一つのことに集中して作業ができるのでオススメなのです。
2: 家事をするときは、マルチではなくシングルタスクがオススメ!
ここからは、なぜシングルタスクがオススメなのかを話しましょう。
なぜ家事に時間が掛かってしまうのか原因が分かり、対策ができますよ。
2-1. マルチタスクでやるデメリット
複数のやらなきゃいけないことを同時にやることは、一見すると効率的でしょう。
しかし、もともと私たちにはマルチタスクは向いていないのです。
食器を洗っていたらシンク汚れが気になる。
↓
シンクを磨いて掃除していて、食器洗いが途中になる。
↓
キレイに満足して、食器洗いのやる気が無くなり面倒になる。
↓
結果食器洗い終わるのに時間が掛かった。
このように何か家事をしているときに、他の家事が気になりそれを始めてしまう。
なんてことがあるでしょう。
「コレをしながら、アレをする」というのは、脳が作業の手順を思い出す為に「ひたすら切り替えている」のです。
この「思考の切り替え」をずっと続けるのはできません。
それに脳への負担が大きくなります。
負担が大きくなり集中力や判断力が落ち、やらなくていいことをしたり、逆にやるべきことを忘れたりと、とても効率が悪いです。
それに、集中力が落ちる分、一つの家事が終わるのにも時間が掛かります。
なかなか終わらない家事に時間が掛かり、したいことができないことでイライラしてしまう。
なんてことが起こるのでマルチタスクはオススメできません。
2-2. シングルタスクにするメリット
マルチタスクで家事をするよりも、一つずつやるシングルタスクの方が良いです。
主に大きな2つのメリットがあります。
・終わる時間が早く達成感がある
数分で終わる家事【洗濯物を取り込む(回す)・ご飯を炊く】などは直ぐに終わるでしょう。
直ぐに終わる分、次の家事へのやる気にも繋がります。
そのやる気で、料理などの大きい家事もこなせることでしょう。
どんどんやるべき家事が終わっていくので達成感もありますよ。
・脳への負担が少ない
シングルタスクだと一つことに集中できます。
なので、マルチタスクのデメリットであった「思考の切り替え」が少なくなるでしょう。
シングルタスクで家事をすると、いつの間にか脱線してしまうなんてことが減ります。
3: マルチタスクにならない家事を効率的にする3手順
前章で話したようにマルチタスクで家事をすると、集中力や判断力が無くなります。
また、時間が掛かりイライラしてきます。
これを知ってるのと、知らないままとでは、家事にかかる時間が違うでしょう。
直ぐにマネできる方法なので参考にしてみて下さい。
3-1. 【手順1】考える時間を予め作る
一つの家事に集中するシングルタスクをいきなり実践するのは難しいですよね。
家事に時間が掛かる主な原因は、「あれもこれもしないとな~」と考えて気になるからです。
そして、考える内に進行中の家事に集中できなくなり、手が付かなくなるでしょう。
その状態はマルチタスクのときの考え方に似ているからです。
まずは一つ一つの家事をどういう順番でやれば良いか考える時間を作りましょう。
考える時間があれば、「洗濯物を畳む間に、掃除など別の家事のことを気にしてしまう」などのことが無くなります。
考える時間はだいたい5分~10分でやる家事の順番を決めましょう。
考える時間が多いと、「せっかく順番を決めたのに、最後までできなかった」なんてことになります。
短い時間で決めれば、その分早く家事に取り組めますよね。
それに決めた家事が終われば、また5分~10分でやってない家事の順番を決めれば良いです
さらに、その時間で休憩ができるのでオススメです。
ですが、順番決めで考える内に何から手を付けるか迷う方もいらっしゃるでしょう。
そんな方はこちらの記事が参考になるでしょう。
何からすれば良いか分かる記事なので、見てみて下さい。
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・家事のすることが多すぎて何から手を付けていいか分からない。 ・一人暮らしを初めて、するべき家事が分からない。 ・今まで家事をしてもらった側からする側になりどうしていいか悩んでいる。 & ...
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3-2. 【手順2】一つ家事に全集中できる対策
手順を決めてシングルタスクで家事をしようにも、そう上手くはいかないものです。
・掃除機をかけながら、今晩のご飯を何にしようか考える。
・洗濯物を畳みながら、何を買いに行こうか考える。
など、いろんなことを考えてしまうでしょう。
その対策として決めた家事の手順に「制限時間」を付けるのがオススメです。
制限時間を付けることで、「今してる家事に集中しないと次の家事が間に合わない!」という意識になります。
そうなれば、他のことを考えることなんて無くなるでしょう。
テスト勉強などで例えてみましょう。
「勉強しないとな~」何となく勉強しようとしても手が付かなかったことはありませんか?
そして机の掃除をしたりといった、勉強と違う他のことをしたりするでしょう。
時間を決めれば「その時間は頑張ろう!」と勉強を始められるのです。
ただ、人が何かの作業に集中できる時間は30分と言われています。
手順を決めたら、それを25分で終わらせる目標にしましょう。
そして、5分間で次の手順を決める。
決めた家事が終わらなければ、どうして終わらなかったのかを考えながら休憩すると良いでしょう。
3-3. 【手順3】忘れたくないことはメモして置いておく
今している家事と関係ないことが思い浮かんだら、いったん置いておきましょう。
思い浮かんだことが気になってしまうと、その家事に集中できなく時間が掛かってしまいます。
進行していた家事が終わってまだ気になるのなら、それをすれば良いのです。
と、なることもあるでしょう。
その対策としてメモして置いておきましょう。
メモしておけば、まず忘れることはありません。
メモをせずに、思い浮かんだことが気になって手をだしてしまい、それが終わると「あれ?何してたんだっけ?」と言った脱線することが無くなりますよ。
ただ、メモを書こうとしてあれこれ書いてしまい、ごちゃごちゃして見にくかったりするかもしれません。
買い物以外にも家事などでも使えるシンプルなメモの詳しい書き方はこちらの記事が参考になるでしょう。
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買い忘れがより無くなる!買い物など手書きメモの簡単シンプル術
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4: マルチタスクに気を付けながら家事をして自由な時間を作ろう
今回は、家事に時間が掛かるのはマルチタスクに原因があり、その解決策を紹介しました。
ついつい他にもやらないといけない家事などを気にしてしまい手を出してしまいますよね。
家事に慣れていて何も考えなくてもできるなら、問題ありません。
ですが、マルチタスクで家事をすると効率が悪いです。
紹介した時間が掛かってしまう原因知り、シングルタスクで進める対策をしてあなたに合った家事をこなして下さい。
ココがポイント
余計な時間が無くなり、自由な時間ができるでしょう。
また、自由な時間ができることで、家事などへのイライラすることも無くなるので是非試してみて下さいね。
まとめ
- 家事に時間が掛かるのは、マルチタスクで集中力や判断力が落ちるのが原因。
- シングルタスクで進めることで負担が少なく、達成感あり、時短になる。
- 一つ家事に集中することが時短へのカギになる。
- しっかり対策をして余計な時間が無くなれば、自由な時間ができる!