「なかなかお金が増えない」
旦那が会社で働き続けていても、そんな世の中ですよね。
主婦のみなさんは「いかに出費をおさえる」か、日々頭を使っておられることでしょう。
毎月必ず出費はあります。
・生活費
・教育費
・住宅
・自動車ローン
・生命保険などなど。
もし仮に月に1000円でも節約出来る方法があったらどうしますか?
ポテチ食べ食べ、前から観たくてやっとレンタルしたDVD鑑賞するのもよし。
スタバでジャズを聴きながら、プチ贅沢なコーヒータイムを過ごすのもよし。
でも、それって意外と簡単に実現できちゃうんです!
ご家庭の奥様を悩ませる毎日のお仕事といえば、炊事、掃除、そして洗濯!
今回は、そんな奥様の小さいけれど切実な夢を叶えるべく、
洗濯の節約術についてフォーカスしてみたいと思います。
これらのうち、洗濯は費用の中でも、大半を水道代が占めます。
これから紹介する内容を実践すれば
洗濯をすればするほどに水道代 が、ラクラク節約できるようになりますよ。
どうせ節約するなら、簡単な方法から攻めてみましょう!
ではまず、どうすれば水量を減らせるかを考える前に、洗濯するのにいくらくらいのお金がかかるのかを見てきますね。
もくじ
1回の洗濯に必要な水量をお金はいくらくらい?
水の1Lあたりの費用はおよそたったの0.24円。
そう、これだけみれば「ただ」みたいなもんです。
しかし、洗濯に使用する水の量は平均して114Lも必要なんです。
計算してみると1回の洗濯に必要なお金はおよそ27円となります。 もし、毎日洗濯するのなら、つき平均でおよそ810円、 年間では、なんと9720円にもなります!
これは無視出来ません。およそ1万円ですよ!
「ちりも積もれば山となる」とは、まさにこのことですよね。
ドラム式と縦型洗濯機の1回分の水量やコスパをくらべると?
洗濯機といえば、上部にフタの付いた縦型を思いうかべる方も多いかと思います。
ですが、一般的には大きく分けて、ドラム式と縦型があります。
では、それぞれのコストを比較してみましょう。
1回の洗濯に要する水量は
・ ドラム式がおよそ78L
・ 縦型がおよそ150L。
また、同じように1回の洗濯に要する水道代は
・ドラム式がおよそ21円
・縦型はおよそ39円となります。
Panasonic:【洗濯機の賢い選び方】ドラム式と縦型の違いって?
型式 ドラム式:NA-VX900BL1R、縦型:NA-FW120V3を比較
なぜ、ドラム式洗濯機の方がコスパがよいかというと、下記違いがあります。
・縦型洗濯機・・・・大量の水で一気に汚れを落とす。
・ドラム式・・・・・水で叩き落としながら洗います。
ドラム式洗濯機は 約半分ほどの水量で済むのです。
必然的に水道代もドラム式洗濯機の方がお得だと判断されるのです。
今後の洗濯機も低コストで高機能の新機種がつぎつぎと販売されていきます。
ですので、買われてから7~8年ほど経過しましたら、
積極的に「ドラム式洗濯機の買い替えを検討する」事もありだと思われます。
白物家電も進化するのですから!
そうは言っても、買ってからようやく2~3年経ったばかりであったり、
故障もしてなくて、まだまだ使える場合もありますよね。
洗濯機をやすやすと買い替える訳にもいかないかと思います。
それでは、機種を変えずに洗濯にかかるコストをおさえる方法についてお伝えしましょう。
洗濯1回に必要な水量や水道代をいくら減らせるの?これまでの定説をひっくり返す変化球!
それは簡単、「すすぎの回数」を減らすことです。簡単すぎてスミマセン。
一般的に、1回の洗濯に「すすぎは2回」行うものと考えられていますが、
最近では「すすぎ1回でOK」の洗濯機も販売されています。
すすぎを一回にするトどれぐらいお得?
計算例) 50ℓの水量で3回、150ℓ=0.150㎥となり1㎥約252円と計算すると37.8円ぐらいと言う事になります
a.すすぎを2回した場合
洗濯1回とすすぎ2回なので、洗濯機には3回水がたまることになります。
50L×3回×252円/ml3÷1000=37.8円
b.対して、すすぎを1回した場合
洗濯とすすぎ1回なので、洗濯機には2回水がたまります。
50L×2回×252円/ml3÷1000=25.2円
このように、すすぎ2回と1回の差額は1回に付き12.6円となり、
すすぎ1回の方がコスパが高いと判断されます。
引用:東京電力エナジーパートナー株式会社:くらしTECPO
と言われるかもしれません.。
確かに、今までは前にお伝えしましたように
「すすぎは2回行うもの」というのが定説でした。
しかしながら洗濯機の機能や洗剤の効能も高度化し、
今はもう「すすぎは1回でOK」という時代なのです。
具体的に、「すすぎを1回」にする方法については、洗濯機によって異なります。
①あらかじめ「すすぎ1回」コースが設定されている機種である。
②手動で変更できる。
③「すすぎ1回」に対応した洗剤を使っている。
洗剤の購入の際に確認する事をおススメします。
これら①~③の項目のうち、いずれかを満たしているのであれば、
積極的に「すすぎ1回」にトライすべきです!
「すすぎの回数」を減らすことは、一見ベストなようにおもわれます。
しかし、赤ちゃんやご老人などデリケートなお取り扱いが必要なケースもあるので、万能ではありません。
では、どうすればよいでしょうか?
洗濯1回に必要な水量や水道代を減らすホームラン級の節約術!それは…
そう、「お風呂の残り湯」の活用です!
お風呂の残り湯を洗濯に活用するメリットは以下の2点です。
・水道代削減
・更には残り湯の暖かさによって洗濯物の汚れが落ちやすくなる。
お風呂に入って気持ちよくなり、そのうえ節約にもなってまさに一石二鳥、
まさに「こいつぁ、いいやぁ!」って叫びたくなるほどです!
残り湯をどうやって洗濯機に移すかというと、これまた簡単、「風呂水ポンプ」を使えばよいのです。
Amazonで検索すると1500~4000円台ですぐヒットします。
また、お近くのホームセンターでもゲットできます!
「残り湯活用」がおススメな理由は下記です。
一度風呂水ポンプを買ってセットしさえすれば、
面倒くさくなって止めない限り、ポンプがこわれるまで、水道代の節約が可能だからです。
ポンプにもよりますが、節約額は月1000円くらい行けます。
「ほかの人が入ったお風呂のお湯で自分の服を洗うのはチョット」、
という方には残念ながらおススメできません。
これまで、買い替え、すすぎの回数、お風呂の残り湯のメリットをお伝えしてきました。
100%おススメではないにせよ、最後の「お風呂の残り湯活用」を
今回のファイナルアンサーにさせて頂きます。
わずかな初期投資で、十分な節約効果がみこめるというのがその理由です。
一回の洗濯での水量節約をするためにまもるべき必要なこと
ただ、洗濯代を節約したいと思っていても思っているだけはだめです。
絵に描いた餅になってしまいますよ。
次のようなHow toを意識してみて下さい。
①「節約出来たら○○したい!!」とお金ではない具体的な行動目標を立てましょう。
②目標とする節約のひと月当たりの金額を決めましょう。
③目標額達成の為に必要な手段を決めましょう。
➃やると決めたら継続しましょう。
⑤月が変わったら、前月の節約内容の振り返りをしましょう。
たとえ月々の節約額がわずかでも、自分の思った通りに節約できると、
自分に自信がつきます。ひいては、旦那のあなたへの態度も変わっていくでしょう。
さらには、堅実で明るい家庭が待っているのではないでしょうか?
ささいな節約術ではありますが、これからの奥様方の日々の節約術にくわえていただけますとさいわいです。