家事をしようと思っても今までやってこなかった人には、
何をやればいいか分からないものです。
そこで、「名前のある家事」と「名前のない家事」に種類を分けてリストアップしていきたいと思います。
一人暮らしを始めたり、結婚したり、環境が変わるだけで家事の種類も変わってきます。
あなたのパートナーが家事をしない、出来ない人だったら?
そこで、どうしたら相手と家事を分担できるかなども解説していきたいと思います。
もくじ
「名前のある家事」と「名前のない家事」の種類
普段の生活を振り返ってみて家事を10個に厳選してみました。
- 料理→買い物、調理、片付け
- 掃除→ゴミ出し、床・窓・玄関・トイレ・浴室・キッチンの掃除
- 洗濯→仕分け、洗う、干す、取り込む、たたむ
- 収納→おもちゃの片付け、衣替え
- 育児→子供の勉強指導、習い事の送迎
- 交流→PTA、自治会、ママ友、義実家・親戚
- 家計管理→家計簿の把握、学校や習い事の集金
- 介護→家族が病気になった時の身の回りの世話
- 保守・点検→電池交換、壊れた物の修理
- サービス?→誕生日会の手配、家族旅行の計画、年間行事の段取り
リストアップすると、そういえばそれもあるよね。というのが
意外と多くてビックリしています。
家族が幸せに暮らせるように考えたら、これ以上は減らせないかな?
といった10選だと思います。
名前のある家事とは?
家事と聞いて思いつくのが「名前のある家事」だと思っていいと思います。
料理・掃除・洗濯・育児
これらは代表的で身近に感じてるのではないでしょうか。
私もほぼ毎日のようにしている家事です。
- 料理:自分の出来る料理をまとめてみましょう。
10~20種類くらいあれば組み合わせるだけで1週間分は考えなくて済みます。 - 掃除:まずは床に散らかっているものを片付けます。
ホコリは上から下に落ちるので、掃除は上から下、奥から手前を心がけてください。
育児・介護
その対象者がいるのといないのとで変わってきます。
いる場合は育児・介護にかなりの時間と体力を費やすことになります。
社会問題になっていることから、イメージしやすいと思います。
育児・介護は大変だと。
「育児・介護」は「料理・掃除」の領域とも密接な関係にあることから
人が普通に快適に暮らせる環境を維持することは、めちゃくちゃ重労働なんです。
収納
必要な時にすぐ取り出せるように管理されていますか?
家電の取り扱い説明書・保証書、学校や自治会のお知らせ等の書類整理。
文房具、ガムテープなどの生活用品は定位置がありますか?
- 掃除用品の整理は「掃除」のしやすさにも関わってきます。
- 冷蔵庫の中身や調味料・食器類の収納も「料理」と関係してくるのです。
料理は腕前だけではなく「収納」の使い勝手によっても、大きく左右されます。
交流
ご近所、自治会、PTA、あるいは自身の友人・義実家などの関係維持。
自治会やPTAは効率化して見直しの声もありますが、
交通量の多い通学路などでは登下校時の見守りは治安維持のためにも欠かせないものになっています。
友人関係も就職・結婚などで遠方に引っ越して会えないことも増えてきますので、私は季節の節目には連絡をとるようにしています。
私の場合は、両親・義両親ともに近場に住んでいますので、誕生日や母の日などのイベントにはお祝いしたりしてます。
サービス
子供の誕生日会で考えると、両家が近場だと招待しないわけにはいかないですよね。
日程調整・ケーキや食事の手配など段取りが大変だったりします。
私も関係が良好とはいえ、義両親を前にすると神経使うんです。
「料理」「掃除」「交流」が密接にからみ、とりわけ「掃除」は念入りに。
我が家の場合、夫の両親への連絡は夫にしてもらっています。
これだけで私の負担はかなり減りました。
名前のない家事
通称「名もなき家事」の種類についてですが
例えるなら、無くなったトイレットペーパーの交換・補充など
マイナスを0に戻す作業です。
名もなき家事10選
- ゴミの分別
- 詰め替え・補充(シャンプー、トイレットペーパーなど)
- 食事の献立を考える
- お風呂や洗面台の排水溝の掃除
- 洗濯機の糸くず掃除
- 裏返しの衣類をなおす
- 子供が散らかしたおもちゃの片付け
- 新聞や雑誌をまとめる
- 手拭きタオルの交換
- お茶やビールを冷やしておく
これが家事なの?とか言われそうですが正直に言うと
名もなき家事はしなくても生活はできます。
最低限の家事だけすれば、家事の時間は限りなく0に近づけることは可能でしょう。
しかし、家事をすることで日々の生活を豊かにすることができると私は思っています。
夫の得意そうな種類の家事を任せてみる
男性は名もなき家事を家事として意識していないことが多いのです。
まずは「家事リスト」を見てもらい、こんな家事もあるんだと、家事を認識してもらうことから始めてください。
私は夫に「察して!」「毎日見てたらわかるでしょ!」と怒鳴ってしまいましたが、
そもそも意識してなかったので細かい家事がわかってなかったのです。
そりゃそうですよ。美容院行っても気付かないんですから。
「察して!」や「何でしてくれないの?」というのをやめて
「〇〇するから代わりに〇〇しといて」や「〇〇してくれると助かるんだけど」など素直に伝えてみると、
あっさりやってくれて効果があったので試してみてください。
あれ?今までのストレスはなに?最初から言えばよかったと思いましたよ。
ただし、あなたのやり方と違っても文句言わずに
新人相手だと思って「こうする方が合理的だよ~」と誘導してあげてください。
長所を伸ばす?短所を補う?家事資格の種類
もっと家事スキルを上げて家族を喜ばせたい!と言う、あなたにオススメの資格を見つけました。
家事はプロには教えてもらわないので自己流の人も多いはず。
好きな家事をレベルアップさせるのもいいし、家事の苦手意識をとるのもいいし、毎日の延長線なので学びやすいのも特徴です。
料理編
・家庭料理技能検定:調理の基礎が学ぎびたい人に
・食生活アドバイザー:ダイエットや食生活の改善に
・フードコーディネーター:テーブルマナーから映える盛り付けまで
掃除編
・お掃除スペシャリスト:暮らしに役立つ掃除の知識が身に付きます
・整理収納アドバイザー:収納の考え方やコツを学べます
家計編
・家計整理アドバイザー:家計のムダを減らしたい方
・マネージメント検定:お金に関する正しいい知識を学べます
家族で家事の種類を把握することが重要!
家事をする中で個人の得手不得手、家事に対する負担の考え方には大きな差があると思います。
一人で抱えこまず、夫や家族に協力してもらうためには
家事リストを見せて、自分で出来ることは自分でする習慣を身に付けてもらいましょう。
いきなりは無理でも、あなたの負担が減っていきます。
実際、私も毎日完璧にしているかというと怠けてる部分が多いですし
一人でやろうなんて考えてませんから。
子供に家事を教えるのも重要な家事です。
そうすることで家事の時間は減り、家族とのコミュニケーションの時間が多くとれ
ストレスがなくなり生活を豊かにしてくれるでしょう。