家事の定義ってなんでしょうか?
定義って改めて聞かれると難しいですよね。
家事って幅広いですもん。
例えば
・料理などの毎日行う必要性のある家事。
・育児・教育・介護など人との関わりが必要な家事。
・お金の管理や消耗品の補充などの家事。
など家事には上記の3種類の他にも衣食住などの家事があると思います。
そこで今回、説明するのは家事という幅広いジャンルの定義や家事の種類ついてです。
「男は論理」という言葉を聞いたことがあります。
男性に家事は大変だという感情は伝わりません。
この記事では家事の定義を男性にもわかりやすく説明します。
同時に衣食住も順序よく解説していきますので妻の「大変だ」という言葉の理解ができることでしょう。
もくじ
【家事の定義とは】
辞書で調べると家事の定義とは「家庭内での日常生活に欠かせない様々な仕事」のようです。
つまり炊事・洗濯・掃除などを家族のための生活に欠かせない仕事というわけですね。
定義では一人暮らしや自分の為にやる家事は家事じゃないってことです。
家庭ってなに?
家事の定義はわかったけど、なら家庭ってなにですか?
これも辞書で調べてみました。
「夫婦や親子などの関係にあって一緒に生活している集団のこと」のようです。
様々な仕事ってなに?
家事の定義でいう様々な仕事ってなにでしょうか?
色々ありすぎて全部を説明できません。
炊事・洗濯・掃除にはじまる衣食住に関する事すべてです。
つまり家事の定義とは?
辞書で調べた家事の定義は「家庭内での日常生活に欠かせない様々な仕事」でしたよね。
『一緒に生活している集団の日常生活に欠かせない衣食住に関する全ての仕事』
これが家事の定義になるってことです。
衣食住に関する家事の定義
家事の定義がわかった所で衣食住の家事って何があると思いますか?
【衣に関する家事の種類】
衣食住の「衣」の家事では、洗濯・衣替えなどがあります。
1、汚れの確認
別洗いが必要か汚れの程度を確認します。
シャツの黄ばみなどには別に処理を施します。
2、洗濯
衣類の素材や油汚れなど洗濯の用途によって洗剤の種類を変えることが必要です。
3、干す
洗い終われば洗濯物を干します。
乾燥後にシワにならないようにシワを伸ばしてから干します。
取り込みやすいように服・ズボン・タオルなどでわけるでしょう。
4、取り込む
ワイシャツやハンガーのまま収納する衣類はシワにならないように取り込みます。
5、仕上げ
たたんだり、アイロンをかけたりと仕上げてから収納します。
一工程にかかる時間はたいしたことないかもしれません。
それが分散しているので大変なのです。
大型の洗濯物
布団関係やカーテンの洗濯は家庭用の洗濯機では出来ない家庭もあるでしょう。
その時はコインランドリーに持って行く必要があります。
コインランドリーは洗濯完了後は速やかに引き上げる必要があります。
そのため常に時間を気にしていなければいけません。
衣類の管理
ボタンが外れたら裁縫が必要になります。
コートなど限定された季節しか着ない衣類は虫が付かない様に保管しなければなりません。
帽子や小物の管理の必要です。
いざ必要になった時に、どこに収納したかわからなくては意味がありません。
冠婚葬祭でしか着ない衣類などの管理。
小さな子供がいれがクツを洗ってあげることも必要でしょう。
【食に関する家事の種類】
「衣食住」の食の家事は料理に関することです。
1、献立を考える
毎日の食事を1日3回考えるのはとても大変なことです。
栄養バランスを考える。
飽きないように味付けを変える。
残り食材を使う。
食費の管理。
調理時間の管理。
家族の体調を考えた上での決定が必要です。
2、食材の買い出し
献立は決まったら不足食材の買い出しです。
ただ買えばいい訳ではありません。
食品の鮮度。
消費期限や賞味期限にも注意します。
好みの味のメーカー。
買い過ぎて腐らせてはいけません。
価格も重要です。
調味料なども補充する必要があります。
3、帰ってすること
まずは買ってきたものを保存します。
常温・冷蔵・冷凍と食材により適切に管理します。
肉などの生ものは衛生面に配慮して小分けにする。
4、調理する
誰もが一番イメージがしやすい料理です。
経験やレシピをたよりに料理をします。
計量・切るなど下ごしらえ・焼く、揚げるなどの調理。
焦げないように、しかし生焼けにならないように火加減に注意する。
次工程を考え料理します。
5、盛り付け
各種料理をお皿に盛り付けていきます。
家庭によっては料理別でお皿もわけているでしょう。
6、配膳
盛り付けた料理を配膳します。
その前に食卓を拭くなどしてキレイにします。
7、片付け(その1)
食後の食器を片付けます。
食べ残しがある場合は捨てるか保存するかの判断が必要です。
保存する場合はタッパーなのかそのままラップをかけるのかも判断が必要です。
食器・調理で使ったフライパンなどを洗います。
次の調理の為にはコンロやシンクも掃除が必要です。
8、片付け(その2)
洗った食器などが乾いたら食器棚などの定位置に片付けます。
そりゃそうだよな。 作って食べるだけじゃないもんな
毎日、味や品を変えるのは大変でしょう。
2食くらい同じのが続いても文句言わずに食べてあげてください。
【住に関する家事の種類】
「衣食住」の住の家事は掃除に関することです。
掃除。これが家庭内でも面倒な家事でしょう。
仮に3LDKのファミリータイプの家だとします。
掃除する場所はというと
- 玄関
- リビング
- ダイニング
- キッチン
- トイレ
- 風呂
- 洗面
- 廊下
- 階段
- 洋室3部屋
の10箇所にもなります。
たしかに廊下のように物がなければ掃除もしやすいです。
しかし部屋には布団があります。
エアコンがついています。
風呂・洗面・トイレは汚れています。
リビングなんて子供がいればおもちゃで散らかります。
部屋には机や窓も付いています。
キッチンでは油汚れに強い洗剤で掃除するでしょう。
玄関は専用のホウキとちり取りがいります。
掃除をする場所や汚れに応じて掃除のアイテムが変わってきます。
それらを買って準備しておくことも家事です。
取り出しやすいように収納場所も考えてます。
大変だと思うってことは「大変」なんですよ。
交換やメンテナンス
電池が切れたら交換する。
家電も掃除をしないと故障の原因になります。
インテリアの工夫も快適な住まいの為には必要です。
家電製品の買い替えが必要になったら?
価格はもちろん考慮しますよね。
スペースに応じた適切な大きさが必要になります。
選んでいる時は楽しいですが大変な作業です。
家事の定義とは、家庭を支える基盤である
衣食住のすべてが家事です。
【男は外で働き、女は家を守る】まだそんなイメージがあるのですか?
外で働くためには支えとなる家事があってこそです。
今回は家事の定義や種類を順序だてて説明しました。
古い考えの男性の意識改革として夫婦円満のカギとして参考にしてください。