子どもと買い物に行くと大変!って感じる瞬間はどんな瞬間ですか?
- 子どもが店内で泣き始めた時
- ゆっくり商品を見れない時
- カートに乗りたがらない、又はカートを押したがる時
- 子どもが店内を走り回ってしまった時
例をあげればキリがないですよね。
そんな大変な買い物タイム、スーパーを出る頃にはげっそりと疲れ切ってしまうママさんも多いのではないでしょうか。
私もまさにその中の1人でした。特に自我が芽生え始めた1歳半~3歳頃には買い物が憂鬱になってしまう程大変だった記憶があります。
こんな風に感じていた時、ふとその原因やどんな時に機嫌が悪くなるのかを分析してみたんです。そして分析結果を元に対応した結果げっそり疲れ切る、ということは年々少なくなっていきました。
これは子どもの成長も大きな要因の一つかもしれません。でも少なくとも何も意識していなかった頃と比べたら格段に楽になったと思うんです。
きっと長くは続かないであろうイヤイヤ期。今はとても先の見えない辛い時期かもしれませんが、少しの工夫でお買い物がスムーズにできることもあるかもしれません。
これからお伝えする我が家の対処法が少しでも、ママさん達の力になればと思います!
もくじ
知っているだけで疲れ軽減?買い物中に子どもが泣いたりぐずる原因とは
まず初めにお子さんが泣いたりグズったりするのはなぜなのか考えてみましょう。
原因がわかることで子どもの気持ちに寄り添うことも出来ますし、その原因を取り除く大きなヒントにもなります。
それでは我が家の子ども達に見られたケースと対応策をご紹介します。
我が家で見られた主なケース三選
ケースその① 【眠たい】
買い物に行く時間は何時頃ですか?
かつての私は午前中にダラダラと過ごしてしまい、買い物に出かける時間が正午過ぎていることが多かったのです。
まだ1~3歳くらいの子ってその時間帯少し眠たくなることが多いんですよね。そんな時間に大人の都合で連れ出され、最初はよかったもののだんだんその眠さから機嫌が悪くなり、泣いてしまう。というケースです。
我が家の改善方法 買い物に行く時間を午前の早い時間に変更しました。 早い時間に買い物に行くことで、寝ぐずり防止だけでなくこんな利点も! ・新鮮なお野菜やお得な商品を買うことができるようになった。 ・外気に触れることで気持ちがシャキッとし、活動意欲が高まり充実した1日を過ごすことができるようになった。
ケースその② 【カートに乗りたくない】
ショッピングカートに乗せようとした途端、のけ反りながら大泣き。こんな経験は私だけではないはずです。
それもカートでも大丈夫な日とそうでない日とがあるからまた大変!歩くことが楽しくなってきた頃のお子さんに多いケースだと思います。
我が家の対応 この問題は本当に難しかったです。なにせその日の気分によって態度が違うんですから。 そんな中我が家がとった方法は、カートに乗せることを諦めるです。 それしか方法ないの~って思うでしょ?でもこればかりは子どもの成長を待つ他ありませんでした。 そのかわり絶対に手は放さないを心がけていました。
ポイント 簡単に手を振りほどかれない手のつなぎ方 ・子どもに大人の手を握らせます。 ・その上から大人が子どもの手を包み込むよう手首を握ります。 こうすることで簡単に子どもが手を振り払うことができなくなります。 強く握りすぎたり、無理矢理引っ張ると子どもの腕が抜けてしまうこともあるので気を付けてください。
手を繋ぐのを嫌がる子はどうしたらいい?
カートから降ろした瞬間ダッシュで逃走!なんてお子さんも中にはいらっしゃますよね。そんなお子さんに試してもらいたい方法をお教えしますね。
【一緒にカートを押す】
・カートと大人の間に子どもを入れて掴まれそうな場所を掴ませて歩く。
【お買い物のお手伝いをお願いする】
・「次は〇〇を買いまーす。探してカゴに入れてください。」といった風に子どもを買い物に参加させるのです。ミッションを与えることで子ども達も楽しむことができ、急な逃走を避けることができます。
お子様用の小さなカゴがある店舗では子どもに持たせるのもいいかもしれませんね。
ケースその③ 【欲しいものを買ってもらえない】
“お菓子コーナー”世のママさんにとってこのコーナーは一番厄介なのではないでしょうか。
うちの子なんかはお菓子コーナーの場所を把握し、スーパーに入るやすぐにお菓子コーナーへ向かわせようとしてきていました。それほど子ども達にとっては魅力的な場所なんですよね。
大人と子どもとでは天と地ほど違いのあるお菓子コーナーですが、ここでのポイントはお菓子を買うか買わないかの問題ですよね。
中には「全然お菓子と関係ないじゃん」と思わせるようなちょっといい値段のする玩具菓子なんかも置いてありますよね。そんなお菓子を選びがちな子ども達についつい言ってしまう一言ってなんですか?我が家ではこうでした。
「それは買わないよ」
はい、この一言で一気に子どものスイッチ入ります。
我が子はスイッチが入ると漫画などで見かける、床に伏せて泣くという手段を取ってくる子でした。
あれ、本当に周りの目が気になるんですよね。
そうなってくると「じゃあ一個だけね」とついつい買ってしまうわけです。
この成功体験が子どもにとっては大きく、泣く→床に寝そべる→お菓子買ってもらえるという流れを発見させてしまうのです。
我が家の対策1 【買い物に行くのを週1回にした】 もうお菓子を買ってあげる前提です。 週1くらいであればお菓子1つ買ってあげてもよくないですか? そんな感じで開き直っていました。
我が家の対策2 【「買わないよ」宣言をスーパーに行く前から延々と聞かせ続ける】 これはある程度大きくなってからしか通用しませんでしたが、それでも言い聞かせ続けることで子どももある程度「買ってもらえないんだ」という覚悟を持つことができます。
ポイントはスーパーに入ってから伝えるでは遅いということ! 店内には子どもにとって魅力的な物ばかりです。そんな環境の中で「買わないよ」なんて言っても意識が他に向いてしまっているため聞いていないことの方が多いです。
以上は我が家のケースです。基本的に子どもの気持ち重視で対応するようにしています。
ネットの意見などを見てみると
・泣いても買わないものは買わない
・泣いたらお店から出る
と子どもに泣いてもどうにもならないということをしっかり伝えているお母さまも多く見られました。
これってとっても大切な躾の一環ですよね。
でも私にはそこまでの忍耐力も精神力もなく、だったら子どもの気持ちを取り入れてあげられるよう大人が少し意識を変えて行動していこう!という結論に落ち着いたわけです。
子どもと買い物に行くのが疲れる!スムーズに買い物する方法はないの?
そもそも子どもと一緒に買い物行くこと自体結構な労力ですよね。そこで買い物をスムーズに終わらせる方法をご紹介します。
スーパーを利用する場合
【買い物リストを作ろう】
一人で買い物に行く場合一番有効なものは、必要な物をメモに書いておくということです。そうすることでスーパー内をうろうろせずに済み、スーパーに滞在する時間を短くすることができます。
子どもにとって買い物の時間って見通しが持てずとても長い時間に感じるんです。そこで子ども用にも買うものを絵で描いたメモを渡してみるのはどうですか?
子どもに渡したカレーの日の手描きメモ
目で見ることであとどれくらいで買い物が終わるのか子どもでも理解することができます。メモに書いているものを探すなどゲーム感覚で買い物に参加することができ一石二鳥。
細かく描く必要はなく、子どもが知っていそうなものだけをピックアップしてあげるだけでもOK!
【旦那様や手助けしてくれる人に頼ろう!】
土日など旦那さんがお休みの日にまとめ買いをしちゃいましょう。
家族みんなでお買い物に行ってもいいし、旦那さんにお願いして一人で買い物してもいいと思います。
でも中には「旦那には頼れない」という方もいらっしゃいますよね。そんな時は周りに頼れる人はいませんか?
そんな時はファミリーサポートを利用してみるのもひとつですよ!
ファミリーサポートとは?
子どもを預けたい方(依頼会員)と預かってくださる方(協力会員)が地域の中で子育てについて助け合う会員組織です。
ファミリーサポートセンター|女性労働協会 (jaaww.or.jp)
ベビーシッターや一時保育などを利用するよりも費用も掛からないので、ちょっとした息抜きの為に利用してみるのもいいかもしれませんね。
ネットスーパーやコープを利用する
コロナの影響もありネットスーパーやコープなどのサービスを利用されている方も増えてきているのではないでしょうか。
お子様が小さなうちはこういったサービスを利用することで、買い物の負担を大きく減らすことができます。コープなどには離乳食などを取り扱っているものも多いので、お子様の離乳食作りにも大いに役に立ちますよ。
スーパーに行くより少し割高になってしまうこともありますが利点が魅力的すぎます!
利点 ・重たいもの(お米や箱買いの飲料水など)も自宅まで運んでくれる。 ・「お菓子買って」から解放される。 ・精神的にも体力的にも大助かり!
子育てママにとっては本当にありがたいサービスですよね。
夏場にはドライアイスや保冷剤がしっかり入れてあり家を空けていても食品がダメになってしまうこともありませんでした。
いつも頑張っているママだからこそ色々なサービスやサポートを利用して心に余裕を持つことが大切です。
子どもとの買い物疲れはちょっとした意識や工夫で楽になる!
子どもが小さい頃って本当に買い物が億劫になりますよね。
買い物を終え子どもを車に乗せたあと、窓ガラスに映った自分のげっそりとした姿を見た時の衝撃はいまでもはっきりと覚えています。
幸せなはずの育児時間がこんなにも苦痛に感じてしまうなんて、と自分を責めたこともありました。でも少し意識を変えて工夫してみたり、楽をすることを自分で肯定してあげたことで私自身とっても心も身体も楽になったんです。
自分の心や身体に余裕が生まれると自然と笑顔でいる時間が増えます。ママの表情の変化って子ども達よく見て気付いているんですよね。だからママが笑顔でいられることの方が子どもにとっても良い効果をもたらしてくれます。
今回は我が家の経験を元に私が楽になった方法などをお伝えしてきました。
お子さんによって効果のある、なしはあると思うのですがものは試し。色々と試してみませんか?試していく中できっとお子さんにあった対処法が見つけられるはずです!
最後までお読みいただきありがとうございました。