先ずは、ご出産おめでとうございます。
出産大変でしたよね。
無事に生まれて一安心だと思ったのも束の間、多くの問題が降りかかってくると思います。
その中でまず生じてくるのが『日々の買い物』です。
多くの悩みが生じてくるでしょう。
ここでは、下記のような悩みを解決できるような説明をしていきます。
・新生児と一緒にスーパー等、外出しても良いの? ・その時、何に気を付けたら良いの? ・トラブルに備えた準備は? ・スーパーへ買い物に行かないで済む他の手段は?
事前に起こり得るあらゆる事を想定して備えておけば、落ち着いてスーパーへも行けちゃいます!
これを読めば、新生児とスーパーへのお買い物に対する不安や悩みが少しは解消されるはずです。
そして、きっといくらかは肩の荷が降りるのではないかと思っています。
不安とは、漠然としているからこそ膨らんでいくものです。
一緒に1つずつその不安を解消していきましょう。
もくじ
新生児とスーパーへの買い物は行っても良いの?
新生児との2人の生活。
その中でも特に気を遣うものが『外出』ですよね。
『家にいるだけでも心配なのに、外になんて連れて行けるのだろうか?』と不安を抱えている方も多いと思います。
そして『生後一か月は外出することは良くない』との言葉をよく耳にしますが、具体的な理由をご存じでしょうか?
ここではその理由を説明していきたいと思います。
他国の事情を知れば、少しは気が楽になるかもしれませんよ。
1、いつから外出しても良い?
一般的に、1ヶ月検診が終わる頃まで外出は避けた方が良いとされています。
ですが、率直にお伝えすると、絶対に外出したらいけないという理由はありません。
例えば海外では、この様な思いを持つ方は多くいらっしゃいます。
・出産当日に退院
・日光浴をすべき
・新鮮な空気を吸う為に外出すべき
なんて事はよく聞く話です。
そうなのです。
私たちが『1か月は絶対安静に』と思っているのも、実は国が違えば変わってきます。
必ず守らなければならない絶対的なルールではないのです。
要するに、自分達の考え方次第と言えます。
ですが、何故『1か月は外出を控えるべき』と言われているのか紹介していきたいと思います。
それを読んだ上で、自分はどう考えるか?が一番大切です。
自身の価値観に沿って行動してみて下さい。
2、何で外出したらダメなの?
⑴ママからの獲得免疫のお陰で生後半年は風邪を引きにくい状態だが、
もし感染してしまった場合、月齢が低ければ低いほど重症化しやすい。
⑵新生児は体温調節機能が未熟であり、外の気温の影響を受けやすく「低体温」や 「異常な体温上昇」に陥る可能性がある。
⑶ママも体調を崩しやすい時期。
出産によってママの心も体もボロボロの時期。
まずは自分自身で労わってあげることが何より大切です。
他にも、下記のような体調の変化があります。
・ホルモンバランスの急激な変化
・慣れない育児(2~3時間置きの授乳ミルク・一日10~15回程のおむつ替え等)
・慢性的な寝不足
等々、ママは自分が思っている以上に免疫力が低下しています。
まずはそこを自覚してください。
そして、ママが風邪を貰ってしまうと子供に移してしまう可能性も有ります。
まずはママが風邪を引かないことが何より大事なのね!
そのことを考慮すると、外出は最低限に留めておくことが賢明な判断なのかもしれませんよね。
ですが、生活環境によっては様々な方がいますよね。
・旦那さんは仕事で忙しくて協力は期待できない ・親族が近くに住んでいなくって、誰も頼る人がいないの (引用:Yahoo知恵袋)
なんて状況下では、自力で何とかするしかありませんよね。
大丈夫です。
これから、その不安を解消するお手伝いをさせて頂きます。
新生児とスーパーへの買い物時、何に気を付けたら良いの?
長時間の外出は産後間もないママにとっても新生児にとっても体に大きな負担が掛かります。
そのため、短時間で済ませ負担のかからない様心掛けることが肝心です。
何に気を付ければ問題なくスムーズに買い物を終えられるのでしょうか?
見ていきましょう。
⑴混雑回避の為の時間選び
やはり食事の時間前(お昼前・夕方)のスーパーはとても混雑します。
お会計を待つ列は長蛇の列になることなんて当たり前。
ママにも赤ちゃんにも、かなりの負担がかかってしまうのでその時間は絶対に避けてください。
オススメの時間帯は、開店時間・午前中の早い時間帯。
開店して間もない時間は、他の時間帯より圧倒的に人が少ないです。
誰かにぶつかられる心配もなく、安心して商品を見て回れます。
朝一は行けなかった、という場合は、日中の時間帯も人が少なめなので行き易いと思います。
そして、人が少ない分感染症リスクも低いのでママにとってはとても重要ですよね。
感染症リスク、一番気を遣う時期よね。 私も子供が0歳の頃、麻疹が大流行して、まだ予防接種も打っていなかった時期だったから、あの時は本当に気を遣ったわ。 極力外出を控えたり、買い物もどうしてもの時はやはり朝一番を狙って行っていたわね。
⑵スーパーの冷気対策
赤ちゃんは体温調整機能が未発達のため外の気温が暑ければ体温が上がり、逆に寒ければ体温が下がります。
スーパーの中でも生鮮食品や飲料品売り場は大人でも肌寒さを感じるくらい寒いです。
その為、ブランケットやおくるみ等を用意しておくと安心ですね。
店内は寒くても、外に出たら暑い。 なんてことも有るから、脱ぎ着し易い服が良いわね。 また逆も然りだから、常に1枚上着を持っておくと安心出来るわよ。
そして新生児は体温の変化を伝えることが出来ません。
そのため、赤ちゃんのサインを見逃さないように注意を向けておいて下さい。
例えば、背中に汗をかいている、手足が冷たくなっている等々、確認してあげて下さいね。
⑶天気の確認
これは必ず確認して下さい。
どうしても買い物に行かなくてはならない日に雨が降っていたらどうしますか?
雨の日に新生児を買い物に連れていく、なんて更に難易度を増してしまいます。
そうならない為に、必ず予め天気予報を確認してお買い物に行く日を決めておきましょう。
ただ、天気はコロコロ変わってしまいます。
お勧めとしては、外出前に必ず雨雲レーダーを確認することです。
そうすれば、急な雨に打たれた、なんてことは経験せずに済むはずですよ。
⑷外出時の赤ちゃんの服装
新生児はお肌がとても敏感なため紫外線カットが重要になってきます。
新生児はお肌のバリア機能が未熟な為、紫外線にとても弱く、短時間の直射日光でも赤くなったり、水膨れになったりする恐れがあります。
そのため、直接お日様の光が当たらないように帽子やおくるみ等を用いて気を付けてあげましょう。
また、新生児は泣くことで気持ちを表現します。
そしてその涙をタオルで拭き取る刺激によって更にお肌のバリア機能は低下していきます。
そこへ紫外線が差し込んだらどうでしょう?
しっかり気を付けてあげなくてはとの気持ちになりますよね。
⑸スムーズに買い物をするための事前準備
新生児連れでの買い物は行く前から始まっています。
①必要日数分の献立を考えて必要な材料をメモしておく
②赤ちゃんの消耗品、日用品等、ストックの確認
必要なものが十分に揃っているか確認して何度も外出することを防ぐ為に確認しておきましょう。
③下見をする
出産前に出来れば最高です。
ですが、もしも出来ていない場合は、休日にパパに任せて、自らの足でスーパーまでの道や店内を一度歩いてみて下さい。
可能であるならば、実際にベビーカーを押してみるのも有りだと思います。
同じ景色なのに何故か見え方が全く違っていることに気付くはずです。
ちょっとした段差、道幅、行き交う人や交通量の多さ、排気ガスや歩きたばこ。
何もかもが違って見えるのです。
それが分かれば、そこで対策を立ててください。
・どの道が一番段差が少なく歩きやすいか?
・どっちの道の方が人が少ないか?
・車の交通量の少ない道は?
意外とその街のクセが見えてきます。
そして店内では、これらを確認しておいて下さい。
・何処にエレベーターがあるのか?
・ベビールームは有るのか?
・店内の何処に何が置いてあるのか?
事前に把握しておけると、お買い物を安心してスムーズに行うことが出来ますよ。
新生児との買い物で『探す』という作業は必要以上に疲れます。
可能な限り下調べをしておくことをお勧めします。
もしくは、旦那さんの協力も得られない、という場合は、お店のHPを確認しておくとエレベーターの位置等把握することが出来ますよ。
これだけでもやらないよりは遥かに心が落ち着くはずです。
新生児とのスーパーへの買い物時の、急なトラブルに備えての準備
こちらでは、外出時に見舞われる『トラブルの対処法』や、トラブルに遭遇しない様に事前の対策を講じる『トラブル回避法』を紹介していきたいと思います。
出来れば何事もなく帰ってきたいものですが、もし何か起きた時の為にその状況を想定し、その時どう行動を取るべきなのかをシミュレーションしておきましょう。
トラブル1:突然泣き出す
⑴ベビールームが有る場合
・オムツが濡れていないか?
・体の体温は大丈夫か?
・お腹が空いていないか?
上記を確認してあげてください。
⑵ベビールームが無い場合
まず深呼吸をしましょう。
ママの気持ちはそのまま赤ちゃんに伝わります。
ママが不安定になると赤ちゃんの様子も更に悪化してしまうこともあるので、ママが落ち着くことが一番です。
これを頭に入れておくかおかないかでは全く違ってくるので、頭の片隅に入れておいて下さい。
⑶家で出来ることをしておくことが肝心!
ですが、そうならない為に出来ることはお家で済ませて準備万端の状態で出掛けましょう。
・授乳やミルクを済ませておく
・オムツを替えておく
これだけしておくだけで、無駄なトラブルは回避出来ます。
⑷ママと密着できる抱っこ紐等の活用
スーパーへの買い物には、ママと密着して赤ちゃんが安心できるように、抱っこ紐・スリング・兵児帯等の活用がオススメです。
赤ちゃんは数日前までお母さんのお腹の中にいたためママの近くが一番安心していられます。
赤ちゃんにとって一番の子守歌はママの声とママの心音なのです。
私は、赤ちゃんを抱っこしてベビーカーを押していたわ。
自分の荷物や買ったものを置けるからとっても便利!体への負担が少なくて済むし、おススメよ。
ですが、忘れないでください。
世の中そんなに悪くないものです。
赤ちゃんが泣いていたら、心配して話しかけて下さる方も多いですよ。
トラブル2:急に体調が悪くなる
産後間もないママ・生まれたばかりの赤ちゃん、急に体調が変化したり、倒れてしまったり…あらゆるトラブルが想定されます。
その為、外出する時は必ず『母子手帳・健康保険証・医療証』を持ち歩いて下さい。
そして万一、気分が悪くなった場合は、お店の人など周りの人に必ず知らせて下さい。
休む場所に案内してくれたり、タクシーを呼んでくれたり、必要に応じてケアをしてくれるはずです。
ここで重要なのは、周りの人に頼る勇気を持つことです。
私は『母子手帳・健康保険証・医療証』の他に、 『オムツ・おしりふき・着替え・授乳ケープ/ミルク用品・着替え・ブランケット/おくるみ・上着』をもっていたわ。 これだけ用意しておけばスーパーへの買い物は十分だと思うわ。
それでも、新生児とスーパーへ買い物へ行くのが心配な人のための手段の模索
以上のことを紹介してきましたが、やっぱり新生児を外に連れ出すのは心配。
自分の体も万全な状態じゃないし極力無理はしたくないという方もいらっしゃると思います。
その時には様々なサービスを利用しましょう。
使えるものは是非活用して下さい。
⑴家事代行サービス
1時間当たり 2000~3000円が相場
区や市が提供する家事代行サービスや活用するための補助金が出ていたりします。
自治体によって支援方法が違うので一度問い合わせてみて下さい。
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家事代行 参照サイト
①キャットハンド ②Casy ③タスカジ ④ビナイ家政婦サービス 家事代行以外のこちらも 【ママの休食(きゅうしょく ...
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⑵友人や近所の人等に頼る
近くに友人が住んでいたり、近所の人との交流が有る場合、思い切って頼ってみよう。
以前、近所のおじいちゃんに言われたわ。 最近の人は周りを頼らない、自分が頼れば今度相手も頼ってくれるんだよ。 そんな関係を作っていかなきゃダメだよ。って。
困ったときはお互い様です。
勇気を出して他の人の懐に飛び込んでみましょう。
⑶パパの協力を仰ぐ
パパのお仕事がお休みの日に是非まとめ買いをして下さい。
その場合、先に1週間の献立を考えなくてはならず少し大変ですが、新生児を連れてスーパーへ行くことを考えると、気も楽なはずです。
その際、日用品や、赤ちゃん用品のストックの確認もお忘れなく。
日々の慣れない育児でストレスも溜まっていると思います。
買い物をパパに頼むのも良いけど、気晴らしに1人で出掛けてみるのも良いですね。
その時間、パパは赤ちゃんのお世話をしなくてはならず、お世話に慣れてもらうためにはモッテコイ!ですしね。
⑷宅配サービス・ネットスーパーの利用
一番現実的な方法かもしれませんね。
ネットが身近になった現代のママにとってはむしろ便利で良いのではないでしょうか?
私も使っていたけど、冷蔵庫内を確認しながら注文出来るし意外と節約になるのよね。 何より今いくら注文しているか表示されているし、確実に予算内に収めることが出来るの。
以下では宅配サービス・ネットスーパーの利点・注意点をお伝えしていきます。
宅配サービス・ネットスーパーの利点
⑴準備時間・移動時間の節約
自らの足でスーパーへ行くときは、ママ自身の準備だけでなく赤ちゃんの準備も必要です。
産後間もなく満身創痍の中、慣れない育児に追われて疲労困憊。
そんな中で2人分の準備をして出掛けるのはなかなかな至難の業ですよね。
更に、新生児との外出で常に気を張りっぱなしの為、スーパーに着いた頃にはドッと疲れていることでしょう。
それをしなくても良いというだけでとても魅力的ですよね。
⑵即日配達可能
大手ネットスーパーではどこも即日配達が可能なので急な買い物にも便利です。
ですが、当日配達してもらう為には注文する時間が限られているので注意が必要です。
⑶子育て支援で宅配無料も!?
・イトーヨーカドー
→配達料金が登録日より4年間いつでも102円。
・コープ(生活協同組合)
→地域によって異なりますが、主に配達料金が半額~無料。
一度お住まいの地域の状況を調べてみて下さい。
⑷日用品もまとめて頼める
スーパーへの買い出しのついでに赤ちゃんのオムツ、お尻拭き、更には日用品も買わなくてはならないことが有ると思いますが、なかなか労力のいることですよね。
そしてそれを持って帰るのもかなり大変ですよね。
それがネットで頼めたとしたらどうでしょう?とても便利ですよね。
⑸いつでも携帯一つでスキマ時間に手軽に注文出来る
赤ちゃんはいきなり寝たかと思うといきなり泣き出したり大変ですよね。
その為、24時間都合の良いタイミングで頼めるのはママにとってメリットが大きい。
⑹希望欄の活用で選ぶ手間を節約
・賞味期限の長い商品の指定
・魚のおろし方の指定
・野菜の部位(大根等)の指定
希望欄からリクエスト出来ちゃいます。
⑹家計簿を付けなくて済む
明細をカテゴリー別に分類してくれるのが便利。
クレジットカードで支払えば支出を計算し易いのも良いですよね。
注意ポイント ・込み合う時間帯はすぐに配達枠が埋まってしまうので、余裕をもって注文しましょう。 午前中・12時前後・18~20時頃・雨の日や荒天時は特に埋まりやすいので注意が必要。 ・メンテナンス中は買い物をすることが出来ない ・品切れの可能性がある→特売品は即なくなります。
品切れだと確かに残念だけど、代替品を選ぶと頼んだものよりグレードの高いものが来たこともあったのよ~。
ネットだからいつでも大丈夫だと油断していると、受け取りたいタイミングで受け取れない可能性も出てきます。
ネットの利用でもやはり早め早めの行動を心掛けましょう。
ここでもやはり『先手必勝』ですね。
余裕がない時こそ、余裕をもって行動することで、無駄に悩むことも無くなりますよ。
新生児とスーパーへの買い物はもう怖くない!
ここまで、新生児連れでのスーパーへ買い物に出掛ける際の注意点や、その他の買い物の手段について紹介してきました。
赤ちゃんが生まれてから生活が一変し、自分の身体も不完全な状態で、不安で一杯ですよね。
ですが、事前にしっかり頭で把握して、備えておけば安心して赤ちゃんと買い物に向かえます。
今回お伝えしたことは、
新生児とのスーパーへの買い物での押さえておくポイント! ・スーパーへは開店時間・午前中の早い時間を。 ・スーパー内の寒さ対策にブランケットを。 ・買い物は晴れている日に。 ・紫外線対策をしっかりと。 ・事前にお店までのルートや店内をしっかり把握しておくこと。 →エレベーターの位置・ベビールームの場所・商品の配置等
これを頭に入れておけば、新生児とのスーパーへの買い物に対する不安や悩みが少しは解消されるはずです。
ですが新生児期つまり、産後1か月は先ずは回復する時期だと頭に入れておいて下さい。
絶対に無理は禁物です。
子供にばかり目が行って自分のことは後回しにしてしまいがちですが、まずはママ自身の健康が第一です。
自分の身体と相談して行動して下さい。
そして『少ししんどいな』と思ったら、勇気を出して自分から『助けて!』と言えるようになって下さい。
頼るものはママ自身が頼れるもの何でも構いません。
パパ、親族、友人、近所の方、家事代行サービス、ネットスーパー等々
頼れるものはとことん頼って下さい。
使えるものはとことん使って下さいね。
この記事を読んで、ママ達の不安が少しでも解消されることを祈っています。
そして、日々ママと赤ちゃんが笑顔でいられますように…。