いきなりですが、皆さんは「夫が育児を手伝う」と言う表現についてどう思われますか?
私は妻の負担を少しでも減らしたいと言う思いで、「手伝う」を普段からよく使います。
なので、この「手伝う」と言う表現については「妻の負担を少しでも軽くなるように」という意味合いが
込められた妻思いの言葉だと思っていました。
しかし、世間では女性目線からすると
・育児を手伝うってなんだよ?当たり前の事でしょ
・育児を手伝うって言う表現がおかしい
と言った意見があり、男女間で価値観の違いがあるんだと初めて知りました。
この記事では、夫婦間での育児や家事について疑問を抱いている方や
解決方法を模索している方に、ぜひ読んでいただきたい記事になっております。
それでは早速、冒頭にもありましたが「夫が育児を手伝う」と言う表現について
世間ではどのように感じているのか見ていきましょう。
もくじ
1.夫が「育児を手伝う」と言う表現について
・なんで男の人って「育児=手伝うもの」と思っている人が多いのですか?
奥さんが専業、兼業に関わらず「育児=2人でやるもの」ではないのですか?(yahoo知恵袋より引用)
・たまにちょろっと手伝っただけでイクメンを吹聴しているうちの夫!笑止!
・そもそも「手伝う」ってなんだ!(リクナビNEXTジャーナル 夫が家事育児を「手伝う」感覚、過程はどうなる?〜川崎貴子の「チーム家族」痛快コラムより引用)
・「手伝う」なんて消極的だからダメ。自分の子供でしょう。
・当事者意識を持って欲しい。
・その発言が出ている時点でダメ。(ハテナブログ 家事育児を「手伝う」と言う言葉にここまで過剰に反応するのは、普段してこなかった積み重ねにより呑気に聞こえるからより引用)
・手伝うって、本当はあなたの仕事だけど関係ない私がやってあげますってニュアンスを含んでいるように感じる。
(mamasta どこが他人事?旦那さんの「手伝おうか?」に対するママたちの思いとは?より引用)
など、世の奥様方は夫の「手伝う」と言う表現について違和感を持っている方が多いようです。
冒頭にも書きましたが、私自身は「手伝う」と言う表現については、単純に育児や家事の大変さが
分かっているからと言う意味合いでよく使っていましたが、奥様方の意見を知り今後はあまり使わないようにしようと思いました笑
もちろん夫婦二人の間にできたかけがえの無い子供ですから、育児は2人でするものと言うのは十分承知しています。
しかし、私は日中は仕事をしているので家事や育児をしている妻の方が経験値としては高いです。
だから、妻の方で決まったやり方があると思い、そのやり方を「手伝う」と言っていたのです。
妻のやり方とは違うやり方で家事や育児をすると、夫婦喧嘩にも発展しかねないので、妻のやり方を
聞きつつ手伝い、何か気づいた点があれば相談しながら進める、と言うやり方をしています。
一方、男性側からの意見も見てみましょう。
・そもそも哺乳類のオスは子育てしない。人間も哺乳類のわけだから、本来人間の男の本能には「子育て」
は備わっていない。本能に備わっていないことをしているんだから「手伝う」って言い方になる。・オス猿は育児しないし、そもそも人間くらいじゃない?「それが俺の子だ」と、わかるのは。
オスに自分の子だとわからない子供を育てる概念は無いと思う。野生で言うと。交尾後10ヶ月後に
メスの産んだ子供なんて、誰の子か、わからない・男は母性がないから母親みたいにはどうしてもなれないんだと思いますよ。
そんな男に喧嘩にならずに育児をしてもらう「言葉」です。
ありがたく使わせてもらってますよ(笑)・夫の仕事を手伝った事があり、それで生計を立ててるなら道理ですが、では家のことを夫が姑のように
細かく言うのも道理になりますが、それは嫌うでしょう?女性は自分本位で物事を考えすぎですね。
家事の一切を嫁に任している以上、手伝うと表現するのは妥当。・多くの哺乳類は雌が育児をしますからね。中にはオスが育児をする種がいますが、自然界で見るとちょっと、
オスの育児は不自然なんです。女性ほど育児に本能は働きませんので、どうしても温度差が出てしまいます。・昭和の名残りから来るのでしょうね。昔の団塊世代やバブル世代は景気も良く夫だけの収入でやりくりしていましたが、
現在では共働きの人がほとんどですね。昔の人は「子育ては妻がするもの!」この風潮があった為ではないかと思います。(Yahoo知恵袋より引用)
など、生物学的や風潮からくる様々な意見がありました。
確かに家事や育児は女性がするもの、と言うような風潮がまだ残っている感じがします。
「イクメン」と言う言葉があるように、育児に参加する男性が珍しいからそのような言葉が出てきたのでしょう。
逆に私はイクメンと言う言葉があまり好きではないです。
妻と一緒に家事や育児をするのは普通の事だと思っていますので。
妻の事が大切であれば、少しでも負担を減らしてあげたいと思うのは当然ですからね。
次では育児に対して夫婦間でそれぞれ感じる不満点を紹介していきます。
2.育児に対し、夫婦それぞれで感じる不満とは?
まずは、夫婦それぞれでどんな不満があるのか見ていきましょう。
1)夫から妻に対する育児の不満
・「俺だって仕事しているよ」自分ばかり大変だと主張される
・「手伝いたくても、、、」家事や育児の間違いを細かく指摘される
・「俺だって構って欲しい!」子供にしか興味がなくなる
・「俺のかんがえは無視ですか?」教育方針を勝手に決める
・「俺はそんなにダメ夫?」友人やご近所の旦那さんと比べられる
・「パパだけどあなたの夫です」男性扱いしてくれなくなる(ブライダルデー 子育てが大変なのはわかるけど、、、ママになった妻に知って欲しい!夫たちのホンネより引用)
奥さんの方が立場的に強い家庭が多いのかな、と言う印象を持ちました。
結局男性陣のこれらの意見は、直接妻に言えていない事が多そうですね。
2)妻から夫に対する育児の不満
・ママが子育てすることを当たり前だと思わないで!
・子供と遊んであげて!
・自分のことは自分でやって!
・子育てが大変なことを分かって!
・一人の時間をちょうだい!
・家事をもっと手伝って!
・感謝の言葉を言って!(週刊アスキー 初めて育児妻のふまん夫の不満ぶっちゃけ会より引用)
ごもっともだと思います笑
ここまで正論だと、反論が出来ないですね。
どうでしょう、心当たりのある方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか笑
調べれば調べるほど、夫や妻に対する不満は溢れるほど出てきますので、ここではこの辺にしておきましょう。
これらの不満は結局夫婦間で話し合いが出来ていないからだと思うんです。もちろん仕事や家事、
育児で忙しくて話し合いの時間がないと言う方もいらっしゃるでしょうから一概には言えませんが、
結婚して夫婦になったわけですから「夫婦水いらず」になるべきです。
私は普段から気づいた事、思った事はなるべくストレートに伝えるようにしています。
※もちろん言葉は選びますが笑
結局不満が残ったままだとストレスにもなるし、精神衛生上にもよくないからです。
そのストレスが本業にも影響したら本末転倒ですからね。
不満が溜まるに溜まって、いつか爆発する。と言う事が起こる前に、一度夫婦で話し合ってみたらいかがでしょうか。
もちろん育児や家事の分担など、それぞれの役割を決めるのも一つの手でしょう。
3.妻と夫で仲良く育児と家事、仕事を両立させよう!
私は夫婦円満でいられる秘訣として、下の3つが大事だと思います。
1.それぞれが自分の時間を確保する事。
まず自分だけの時間や2人だけの時間を確保する事で、リフレッシュ出来ます。子供がいれば寝ている時に一緒に映画を見たり、
共通の趣味があればそれを楽しんだり、様々な楽しみ方で時間を過ごしてください。2人の時間を作れば、相談事や悩み事も話せますよね。
2.不満があれば我慢せずに相談や話し合う事。
これは私のスタイルですが、とにかく不満点や気づいた点があれば伝えるようにしています。
そして2人の時間を確保してじっくり話し合う事です。
我慢したり溜め込んだりしていると、いつ爆発するかわかりません。
日頃からお互いに「会話」をしていれば大丈夫なはずです。
3.感謝を伝え合う事。
家事や育児でもなんでもそうですが、何かをしてもらったら「ありがとう」と言う事ですね。
家事だと慣れてきて当たり前だと思う事があるかもしれませんが、ちゃんと「ありがとう」を言うようにしましょう。
このように、夫婦で仲良くしていると子供も自然と笑顔になります。
そしてなるべく休みの日は家族一緒に外に遊びに行きましょう。
育児が大変な時期は一時的なので、夫婦で一緒に子育てを共有し、
思い出を作っていきましょう。
いかがでしたでしょうか。
「夫が育児を手伝う」の表現については結局のところ、夫婦でコミュニケーションを取り、じっくり話し合うことで解消されます。
ここで紹介したのを参考に、夫婦生活、育児、家事をエンジョイしていきましょう!