あなたのお気に入りの服が「5年10年キレイに着られる」と知ったらどう思いますか?
そんなことできるわけないと思いますよね。
汚れを落とし、キレイに洗えるというのはもちろんですが、
ほかにも嬉しいメリットがあります。
服を買った時の色合いを長く楽しめる
服をキレイに保たせられる
と言う大きなメリットなどがあります。
そして、そのまま裏返しで干すことにも知っておきたいメリットがあるんですよ。
汚れているものを身に着けているのは衛生的にも気分もよくありません。
服を清潔にし続け大切に着たいという方にはとてもオススメの方法ですよ。
とガッカリしたり気になったりすることもあるでしょう。
ここでは、洗濯物を裏返しで洗濯した場合の、メリットや注意点について紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
もくじ
1: 洗濯するときは裏返して洗うこと!
誰だって着る服はきれいな状態が良いですよね。
洗濯物を洗うとき、裏返して洗うとメリットが多いのです。
と、いつも通り表面のままで洗っているという方が多いのではないかと思います。
これから裏返して洗濯することで得られる3つの大きなメリットを紹介しましょう。
- 汚れが落ちやすい
裏返して洗濯してキレイに洗えるのかと不安に思うかもしれません。
ですが、服の表面より裏面のほうが汚れているときは、洗濯物を裏返しにすると効果が高いです。
洗濯物についている汚れには色んな種類があります。
汗、垢、皮脂、ホコリなどなどの汚れがありますね。
着る人の年齢・職業・生活によって衣類に付く汚れは変わるでしょう。
土木工事などの職業に勤めてたりスポーツなど外での激しい運動をしていない人の衣類はあまり汚れません。
ですが、服は着るとき服の中が肌に密着することになりますね。
汗をかくほど動いていないつもりでも、丸1日着ていると服の裏面は汗、垢、皮脂、などでそれなりに汚れているものです。
「汗や皮脂の汚れ」を落とすには、その汚れた面がしっかりと洗濯されるように裏返しにするのが重要です!
- 衣類が傷みにくい
衣類を裏返しで洗濯することで、衣類の傷みを防いでくれます。
なぜかというと衣類をそのまま洗濯機で洗濯していると生地が擦れて傷むからです。
糸がほつれたり、毛玉の原因になります。
洗濯機は洗うとき衣類同士が擦れたり、衣類を叩きつけたりして汚れを落とすので、
どうしても外側になっている方が傷みやすいです。
ですが、裏返して洗うことで摩擦などの傷みを軽減してくれます。
傷みが気になる素材は裏返して洗濯しましょう。
毛玉防止にもなるのでデリケートな素材は特に裏返しにした方が良いですよ。
裏返してさらに洗濯ネットに入れて洗ったらより傷みにくいです。
- 色落ちを防げる
濃い色のパーカーやジーンズなどを表にして洗っていると色あせてきて生地の色が薄くなることがあります。
でも裏側の生地は色落ちしてなく色がまだキレイだったりすることがありますよね。
洗濯機で洗濯されるとき衣類同士の擦れあいや衣類が叩きつけられたりされます。
このときに衣類の染料が洗濯でかき回された水に溶け出したり衣類の摩擦が色落ちの原因になっているからです。
ですが、裏返しにしていることで服の表面が摩擦から守られ色落ちを防いでくれます。
ジーンズや色の濃い衣類などは、色落ちを防ぐために裏返して洗うと、買ったときの色合いを長く保つことができますよ。
2: 洗濯で特に裏返して洗うと良い衣類
当然ですが、衣類によっては使われている素材が違いますよね。
洗濯するとき、特に裏返して洗った方が良い衣類があります。
衣類に使われている素材によっては傷みやすいものもありますので、しっかり覚えておくと安心ですね。
濃い色のシャツやジーンズは、表面のまま洗濯すると色落ちしたり糸がほつれたりするなど生地の傷みやすい衣類です。
服を裏返すことで色落ちなどから防いでくれますよ。
プリントされた服やビーズ・ラインストーンなどの装飾が付いている衣類も、裏返して洗うことで洗濯による摩擦から守ることができます。
なので、プリントされたロゴや装飾が剥がれることから予防してくれます。
靴下は中の方が汗や皮脂を吸っているので、裏返して洗いましょう。
それに、靴下やニット・セーターは摩擦がおきることで毛玉ができます。
裏返して洗濯すれば、
汗や皮脂をきれいに洗ってくれるだけでなく毛玉の予防にもなるのでオススメですよ。
ニットやセーターなどの毛玉ができやすい衣類の対策や洗濯方法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
是非、参考にしてください。
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3:洗濯物を洗った後、干すときも裏返し!
裏返して洗った洗濯物を裏返したまま干すことで、2つの大きなメリットがあります。
日光による日焼けを防止する
私たちも日光を浴び続けると日焼けをするように、服だって日焼けをしてしまいます。
黒や紺色など濃い色や柄が付いた洗濯物を、
いつものように外に干してると、なんだか表面が白くなったように色あせてきませんか?
お気に入りの黒パーカーが色あせてしまってそれを着て出かけてら、友人に「ダサい」と言われ恥ずかしい思いをしたよ。
裏返しにせず表面のまま干すと色あせてしまい服が台無しになります。
衣類を直射日光に当てて干すと、
服に使われている染料は、紫外線を浴び続けると化学反応を起こします。
つまり、紫外線が生地を傷ませ色あせてしまう原因になるのです。
衣類に使われている素材によっては紫外線に影響されやすいものもあります。 繊維なら→ウール、シルク、ナイロン
染料なら→鮮やかなもの、色が濃いもの
着たい色の服や素材が誰にでもあります。
着る服ごとに使われている繊維や服の色などにも工夫や対策が必要です。
日光だけでなく、蛍光灯も紫外線になるので、室内でも衣類の保管に気を配りましょう。
裏返して干せば表面のダメージを軽減することができるし長く着ることができるので、ぜひお試しくださいね。
普通に干すより乾くのが早い
洗濯物は、表側よりも裏返しのまま干すほうが早く乾きます。
生地が分厚い服やパーカーなどをふつうに干すと、乾きが遅く湿ってたりしていたなんてことがありませんか?
さらには乾くのに時間がかかって生乾きの臭いがして嫌な気分になったことがあるでしょう。
なかなか乾かない衣類は服のデザインなどで多少違いますが、裏側部分の縫い目付近の生地が分厚くなっていて乾きにくくなっています。
また、ポケットがついているズボンなどもポケット部分やパーカーのフード部分なども、生地が厚くなっています。
そのため、衣類は基本的に表面よりも裏面の方が乾きにくくなってます。
なので、乾きにくい裏面を表面に裏返してあげることで乾きが早くなります。
ココがポイント
裏返して干すことで生地が厚い部分が早く乾き、乾くのが早くなることで殺菌効果が高くなり乾燥も早くなります。 また、嫌な生乾き臭の防止にもなりますよ。
乾くのが遅いと雑菌が増殖してイヤなにおいの生乾き臭の原因にもなるので、それを防ぐためにも裏返しで干して早く乾かしてしまいましょう。
4:【注意!】洗濯物を洗うとき、干すときかえって裏返してはダメな場合
基本的には洗濯物は裏返して洗った方が良いです。
ですが、裏返しに洗濯するとかえって危険なときもあります。
どういったときに裏返しにしてはダメなのかを紹介しましょう。
洗うとき、明らかに表面が汚れいるときは裏返さないで!
裏面の汗などよりも表面が明らかに汚れている場合は裏返さずにそのまま洗いましょう。
子供の食べこぼしやケチャップなどのソースの跳ね、スポーツや部活動でも土ボコりや泥で汚れます。
土木工事などを職業としている方は砂・土などで汚れてしまいます。
動かず座っているときでも飲み物をこぼしてズボンをシミの跡が付くなんてこともあります。
食べこぼし・ソースのなどのシミ汚れは、できるだけ早く中性洗剤を染み込ませます。
洗剤を染み込ませたら手で優しく揉み洗いし、よくすすいでから洗濯しましょう。
泥汚れの場合は、一度泥を乾かしましょう。
泥が乾いたら砂や土ボコりと同じように泥を叩き落とします。
それでも、乾いた泥があまり落ちないときがあります。
そのときは歯ブラシなどのブラシで、汚れを払い落としてから洗濯しましょう。
基本的には汚れている方を表面にして洗濯することが重要になりますね。
干すとき、季節や衣類によっては裏返さないで!
話した通り、干すときにも裏返しにすると良いことがわかりましたよね。
ですが、洗濯する季節などで裏返して干すことが危険になることがあります。
花粉の季節である2月から5月頃などには、裏返しにして干すことによって、スギやヒノキなど色んな花粉が裏返した裏面に付いてしまいます。
表面についた花粉ならば直に体に触れることは少ないでしょう。
しかし、
裏面についてしまった花粉をそのまま着ると、体中に花粉が付いてしまいます。 それがきっかけで花粉症の症状が悪化する可能性があります。 花粉症の症状がひどい方は、花粉のシーズン中に衣類を裏返して干すのはできるかぎり止めましょう。
花粉シーズン以外でも洗濯物を外に干して、洗濯物を入れるときは軽くはたいたり、ホコリを取ったりするブラシなどで払ったりしましょう。
花粉などの付着物を軽減することができます。
衣類にも裏返して干さないほうが良い服もあります。
たとえば襟が付いたシャツなどは裏返した状態で乾いてしまうと襟の形が崩れてしまいます。
表面にしてボタンをとめて形を整えてから乾かしてください。
襟付きの服で高価な服やお気に入りの服はキチンと形を整えて乾かすと良いですね。
形を整えなくても良い衣類は裏返して干すといいでしょう。
このように、裏返して干すときには色々な注意が必要です。
5: 洗濯物を洗うとき服が裏返しにされてるのはむしろ良いことなんだよ
衣類を裏返したまま洗濯物に出される(出す)ことに嫌な気持ちになると思います。
どうして裏返したまま洗濯物に出されると嫌悪感や不快感があるのかと言うと、
裏返された服を表に戻すのが 面倒 だったりそんな時間を掛けたくないからなんです。
私も前までは面倒でした。
ですが、お気に入りの服は長く着ていたいですし、キレイな服で出かけると気持ちも良いものですよ!
それに、好きな服を長く着られるので洋服にかける費用もかかりません。
洋服に掛ける費用が抑えられるので、ちょっとお高い洋服にも手が届きます。
そして、購入したその高価な洋服も長持ちできる対策はもう紹介しましたね!
洗濯などの家事を分担する家族や同棲相手がいる方は、相手に理解してもらえるように説明が必要かと思います。
洗濯物の裏返しにされてることを、相手に不快な気持ちにさせないためにもお互い話し合って、やり方などを工夫しましょう。
もし、話せなさそうで、でも理解はしてほしいときはこの記事を見てもらうのもとても良いでしょう!!
6: 洗濯物は裏返して洗うこと干すときも裏返しが重要!衣類をきれいに長持ちに!
今回は、洗濯物を洗うとき、干すときはどうして裏返して洗濯する方が良いのかを紹介しました。
あなたや家族のお気に入りの洋服を何も知らないままいつも通り洗濯していると、
ココに注意
洋服が色あせたり、生地を傷ませ台無しになってしまいます。工夫すれば長く着られるのにもったいないです。
普段の洗濯にプラスの対策で洋服を長く着られるように工夫しましょう。
裏返して洗濯された衣類を畳むときに、元に戻すのが面倒というデメリットはあります。
なので、裏返しのまま畳んでしまい、着るときに着る人自身で元に戻してもらえば時間も手間もかかりません。
裏返し洗濯はメリットの方が多いので、ぜひ洗濯物は裏返して洗って干していただき、大事な衣類をいつまでもお気に入りの服をきれいに保ちたいですね!!
まとめ
- 裏返して洗うことでキレイに汚れを落とせ衣類が長持ちする。裏返して洗おう!
- 干すときにも裏返しは効果的!衣類や季節によっては注意が必要。
- 洗濯物を裏返して洗濯するときは、洗濯してくれる相手にも理解してもらおう。