大根1本ってどうやって使い切るの…？使い道に困る。と思ってもう2週間くらいたった。本当にそろそろ使い切らないとまずい…
— 中神 芽依 (@mei0810) April 15, 2019
このような経験をされた人は多いのではないでしょうか？
大根を購入してから２週間も経過していたら以下の心配がありますよね。
大根がやわらかくなっているけど食べられるの？
もしかして腐っている？腐っている大根はどのような状態なの？
やわらかくなった大根の活用方法は？
今回は以上のような悩みを解決していきたいと思います。
これを読めば「食べられる大根」と「食べられない大根」を見分けられるようになりますよ。
目からうろこの「やわらかくなった大根のメリット」・「活用方法」もご紹介します。
きっと読んだ後は冷蔵庫に眠っている大根を手に取りたくなるはずですよ。
ぜひ目を通してみてください。
もくじ
やわらかくなった大根は食べても良いの？
やわらかくなった大根、腐っているのではないかと心配になりますよね。
購入後、日数が経過してくると大根の水分は徐々に失われてきます。
ですが、大根がやわらかくシワシワになってしまっているのは水分が抜けてしまっているだけなのです。
やわらかくなった大根は問題なく食べられます。
ただし、ただやわらかいだけなのか他のトラブルも併発しているのかしっかり見極めてくださいね。
どのような状態が腐っているのか以下を見てみてください。
＜腐っている状態＞
●ぬめりがある
●ブヨブヨしている
●変色している（茶色く変色・黒ずんでいる）
●カビが生えている（黒い斑点など）
●すっぱい臭いがする
腐っていて食べられません！
やわらかくなった大根、元の状態に戻ってほしいと考えたりしますよね？
実は、やわらかくなった大根は簡単に復活させることができます。
＜やわらかくなった大根を復活させる方法＞ 水に１～２時間つけておくと水分を取り戻しみずみずしい大根に生まれ変わります。 １時間に一度水を入れ替えてください。
ですが、欠点もあります。
ココに注意
水に浸けると栄養素が溶け出してしまいます。
気になる人はそのまま調理することがオススメですよ。
でも私は栄養価を重視するからそのまま使うのが良いかな～。 でもおいしくなさそうだけど大丈夫なのかしら…
そのような人のために、以下の項目では「やわらかくなった大根のメリット・活用方法」を紹介します。
「やわらかくなった大根」のメリット２選！活用方法もご紹介。
やわらかくなってしまった大根を見て落胆する人は多いと思います。
ですが、ここで朗報です！
実はやわらかくなった大根には素敵なメリットがあります。
１ 味がしみこみやすい
２ 旨味・栄養価がUPする
以下で詳しく説明していきます。
１、味がしみこみやすい
実は大根に味をしみこませやすくするために、あえて乾燥させることもあります。
水分が抜けている状態のやわらかくなった大根はとても味がしみこみやいです。
味がしみこみやすくなるので調理時間の短縮にもなります。
やわらかくなった大根って最高ね！
以下で、やわらかくなった大根を使ったオススメの調理方法を紹介します。
●煮込み料理
味をしみこませる必要がある料理と言えば「煮込み料理」ですよね！
やわらかくなった大根がある場合は「煮物」や「おでん」作りに使ってみてください。
短時間でしっかり味を付けられるのでとてもオススメです。
いただいた大根がしわしわになってきたので急遽おでんを仕込む。とりあえず大根とコンニャクのみ煮てあとで練り物入れるけど、夜にはしみしみになっているといいなあ。
— 鳩ぽー🐦少しいません (@meganesaikouka) September 27, 2020
お味噌汁に入れるのもオススメです。
●漬物
漬物を作るときにはまずは大根を天日干しをして水分を抜きますよね？
やわらかくなった大根は、すでに軽く水分が抜けているので「漬物」作りに適しています。
そうそう、干してた大根はこんなにシワシワのほそっちょさんになってました。
きゅうりと一緒に、ご飯がめちゃくちゃ進むお漬物にしたよ🙌
今日は汁抜かなきゃだめだな〜 pic.twitter.com/GWzKJCYgTy— momu.(療養のためゆるゆると！) (@momu_1001) November 27, 2020
とてもおいしく仕上がるようですよ。
ただ、しっかり干したもののほうが味が入り、長持ちもするようなのでその点は頭に入れておいてくださいね。
自家製塩麹で大根を漬けてみた。
前は干したから、味がしっかり染みたんだけど、今回は干さずに、んでも買ってから４〜５日たった、水分抜けた大根で。ちょっと味が薄いけど、食感がポリポリしてていいな。
ただ、やはり干したのより日持ちがしなさそうです。 pic.twitter.com/l5Gb2vnnJz— 川(✧∑✧ )川ｱﾏﾋﾞｴ捧ぐ荒(こう)－思考する欠片 (@joker_sburn) April 9, 2019
ですが、普通の漬物とは違った触感でおいしく食べられそうですね。
ぜひ試してみてください。
２、 旨味・栄養価がUPする
実は、大根は干すことによって「旨味」と「鉄分」「カルシウム」などあらゆる栄養価がUPします！
やわらかくなった大根は水分が抜けている状態なので水溶性の栄養素は失われていますが、他の栄養素は通常の大根より栄養価が高いです。
更に乾燥させることによってより効果を得ることができるのでオススメですよ。
さっそく大根を干すことにしたわ！
ここではやわらかくなった大根をさらに乾燥させる活用法を紹介します。
●切り干し大根
水分が抜けてやわらかくなった大根は、完全に乾燥させて「切り干し大根」を作るがオススメです。
大根放置してシワシワにしてしまったので、切り干し大根にしました。 pic.twitter.com/3QJzsy80Kz
— ニケルxpは5/29,30デザフェス両日F-128 (@ni28_xp) October 17, 2019
切り干し大根の作り方
ココがポイント
＜切り干し大根を普通の大根と比べた時の栄養素の含有量＞ ●鉄分：３２倍 ●カルシウム：２３倍 ●カリウム：１５倍 ●ビタミンB1・B2：１０倍 ●葉酸：６倍
水分が蒸発していく過程であらゆる栄養価がUPするようです。
干した大根は、空気が入らないように密閉保存で１か月ほど持ちます。
（瓶やジップロックなどオススメ！）
生のままだと１週間～１０日間くらいが限度です。
●きんぴらごぼう
これから説明するわね！
きんぴらごぼうに使う大根の作り方
すぐに使いたい人は千切りにして干すのも良いかもしれないわね。 干す日数も短縮できますよ。
皮だけ乾燥させてきんぴらにするのもオススメです。
食感を味わいたい方はそのままきんぴらごぼうにしてくださいね。
「やわらかくなった大根」の使い道に困ったらぜひ試してみてみてください。
以下では「大根のちょっとした豆知識」を紹介します。
＜豆知識＞ 大根って実は、ダイエット効果があるのを知っていますか？ それは大根に消化酵素が豊富に含まれているからなんです。 大根をダイエット目的で食べるときのポイントは以下の２点です。 １、生で食べる ２、食前に食べる 食前に食べておくことで消化が促されます！
上の甘い部分は「サラダ」・下の辛い部分は「煮物」や「切り干し大根」にしたら良さそうね～。
大根がやわらかくならないように新鮮なまま長期間保存する方法
１本購入した大根、せっかくだったら最後まで新鮮なまま食べきりたいですよね。
そこで以下で大根を長持ちさせる保存方法を紹介します！
１、葉っぱの部分を切り取る
大根を買ってきたらすぐに葉っぱの部分は大根の本体部分と切り離してください。
葉っぱを付けたままだと大根本体の養分や水分が吸い上げられてしまいます。
気を付けないといけないわね。
２、新聞紙で包んでラップで巻く
冷蔵庫で保存するときは必ず「新聞紙＋ラップ」で包んで保存してください。
冷蔵庫内はとても乾燥しています。
大根を「乾燥から守ってあげる」＋「水分を逃がさない」ことで長持ちさせることができますよ。
大根を冷蔵庫に入れるとき「立てて入れる」と長持ちします。
以下のものと代替可能です。 ●新聞紙→キッチンペーパー ●ラップ→ポリ袋・保存袋（ジップロックなど）
ぜひ試してみてください。
やわらかくなった大根でもおいしく食べられます！賢い活用方法を知っておいしく健康に食べよう！
いかがでしたか？
今回は水分がなくなって「やわらかくなった大根」について説明してきました。
やわらかくなった大根は問題なく食べられる！
大根が腐っている状態
１ 異臭(すっぱい臭い)
２ 色（黒ずんでいる）
３ カビ（黒い斑点など）
4 感触（ぬめり、ブヨブヨしている）
保存するときは「新聞紙＋密閉できる保存袋」
やわらかくなった大根の使い方
１ 煮物や漬物にする→味がしみこみやすい
２ さらに乾燥させて使う→旨味・栄養価UP
大根がやわらかくなってしまっているのに気づいたとき、少しガッカリしていませんでしたか？
ですが、やわらかくなった大根のメリットを知ることで、むしろ使うのが楽しみになってきますよね。
やわらかくなった大根を見つけたら上記の活用方法を試してみてください。
きっと毎日の料理が楽しくなりますよ！